進路選択を汚染する孤独の科学

読むだけセラピー
  • 子供と進路についての意見が合わない
  • 「どうでもいい!」と自暴自棄になっている

進路選択の時期に家庭内で意見がまとまらないことはよくあります。

進路の選択に誤り、大学や専門学校で中退となってしまうのは時間とお金の無駄です。

 

進路選択の弊害は「孤独」だった!?

孤独感が強い人ほど自分の意見を抑えて他人の意見に同調しやすくなります。

なぜなら、孤立している状態だと自分の身を守ろうと他人の意見を受け入れようとするからです。

 

「自分がやりたいことがあるのに言えない」という子供の態度は孤独感によるものなのです。「親には理解してもらえないだろう」「先生に言うのは恥ずかしい」と1人で抱えてしまい口に出すことが難しくなってしまうのです。

しまいには「進学・就職先でこんなはずじゃなかった」「母さんが言ったから決めたのに」と後で文句を言われかねません。

 

僕も高校のときには心理学の本にハマっており、そういった分野の大学も考えていました。しかし、親や教師に打ち明けたことはなく本格的に話し合うこともできずにいました。

結局、高校時代は公務員試験を受けて見事に撃沈しました。

 

ということで「やりたいことはあるのに声に出せない」というのは子供の孤独感が原因という話でした。

孤独に追い込む親と孤独から救う親の違い

孤独感を拭い去るには表面上の関係では不充分です。

ULCA孤独感尺度という孤独感の強さを測るテストをまとめてみると、孤独感の条件は、

  1. 充分に人付き合いができているか
  2. 周りの人と波長があるか
  3. 頼れる人がいるか

という3つが重要です。人付き合いが多くても置いてけぼりな感じだったり、いざというときに助けてくれないのであれば孤独感が強くなります。

 

親は少なくとも3つ目の条件「子供にとって頼れる人」になることはできます。

「お母さんは理解してくれる」「いつも話を聞いてくれる」と思われているか、「お母さんは自分の価値観ばかり押し付ける」と思われているかによって、子供さんが自分の意見を言えるかどうかを大きく左右します。

 

「安定した仕事に就いてほしい」「お金を稼げる現実的な仕事に就いてほしい」「自分が叶わなかった夢を叶えてほしい」

このような押しつけをしていないか今一度考えてみましょう。価値観の違いについてはこちらで解説しています。↓

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「親子なんだから素直に言えないことなんてないでしょ」と決めつけないでください。自分の目標を笑われるのは家族であっても辛いことです。

進路選択の際は意見を言い合える関係性をつくっていきましょう。

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