今回は子供が勉強にやる気を出してくれないという子供のために記憶力とやる気を上げる勉強法を解説したいと思います。
これで忘れない!インプットの後に即アウトプット
勉強と言うと皆さんは教科書を読み込んだり、授業で顔*されたことをノートに書き写したりなどというイメージがあるかもしれません。
このような作業はインプットという作業になります。つまり、自分が見たものを頭の中に入れたり、ノートに書き出す作業のことです。
しかし、これだけでは本当に記憶したとは言いません。教科書を読むだけでテストに臨んでしまうと問題が出た時に「見たことがある気がするけど、内容が思い出せない」ということになってしまいます。
そうならないためには普段から何も見ない状態で思い出す、つまりアウトプットという作業に慣れておく必要があるんです。
そこで僕が提案するのはインプットした直後に即アウトプットすることです。
例えば現代社会を勉強するとしたら、「テキストを見て覚えこむ作業が15分、できるだけ何も見ずに思い出す作業が15分」という形です。
いきなり難しいことをしないしようとしない60%理論
人はすごく難しいことや簡単すぎることに対しては意欲がわきません。
例えば、いくらゲームが好きな人でも簡単に数時間で全クリできてしまうのゲームを面白くないと思いますし、逆に難しいすぎるゲームも面白くありません。
勉強もそれと同じでやった問題のうち60%ぐらい正解できる ぐらいのレベルが最もやる気が出る難易度とされています。
ゲーム感覚でできるカンニング記憶法
ですから問題集に取り掛かる時もいきなり問題に直面するととても難しく感じてしまいます。
そこでいきなり解答と解説を見てしまい答えとその根拠を覚えてしまいます。
最初は問題集の1ページ分ぐらいをインプットするといいでしょう。
解説を一通り覚えたら、即アウトプットします。
解説を閉じて、問題を解けばいいのです。
これなら直後に記憶したことですから、簡単に問題に答えることができます。
もう少し難しくしようと思えば、2ページ分覚えて、2ページ分思い出すという風にレベルを上げるといいでしょう。
レベルを調整して、60%ぐらいで正解できる難易度を見つけましょう。
「問題集は先に答えを見てはいけない」「できるだけ粘り強く考えて答えなければならない」という固定概念のようなものがあるかもしれません。
しかし、暗記科目(社・理)と暗記要素(英単語・英文法・数学)についてはいくら考えても知らないものはいくら考えても知りません。
ですから最初に答えと解説を見てしまって、すぐにもう一度解き直してみるというのが正しい勉強法です。
数学や英語についても同じです。先に答えを見てしまって「こういう考え方をすればいいんだ」というのを理解してから問題を解いていきます。
※カンニング記憶法は、現代文や古文、英文の読解などは除きます。
行動障壁を除いてやる気のエンジンをかける
勉強へのやる気がわかないもう一つ理由としては 勉強に向かうまでのルーティンがありすぎることが挙げられます。
例えば、教科書を取り出さなければいけない、ノートを取り出さなければいけない、勉強する時は2時間ぐらいは勉強したい、ノートをとるときは何色のペンを使う…など勉強するときについついいろいろな決め事をしがちです。
そういった決めごとを増やすたびに 勉強に取り掛かるのが億劫になってきます。
「勉強法の記事を書いておきながら勉強法にこだわるな」というのは矛盾しているようですがこれこそが真理なのです。
「2時間勉強するぞ!」ではなく、隙間時間を使う
勉強する時にはゆっくり落ち着いて2時間勉強する というスタイルだけではなく、隙間時間25分でもあれば勉強する ということを意識するといいでしょう。
例えば、家を出る前に15分余裕があったら、英単語を覚えられるように単語帳をすぐに取れるところに置いておきましょう。
大きい紙に覚えるべきことを書いておきトイレやベッドのそばなどに置いておくのも良いでしょう。
風呂で覚える用の防水性の紙が使われたテキストもあります。
このように柔軟に勉強スタイル を変えていくこと で隙間時間を有効的に使うことができます
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