高卒認定試験を受けると将来の年収が下がる!?

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不登校で学校に行けないけど、高卒はとっておきたい

そんな不登校の高校生に対する救済処置として高卒認定試験があります。高卒認定試験とはその名の通り、高校卒業レベルの課程を習得したことを証明する試験です。

高認試験に合格すると、高校での出席数が足りなくても、高卒の扱いとなり、就職で不利になることを防ぐことができるというわけです。

 

「だったら不登校の子は高認試験を受ければいいだけ」「学校に行く必要なんてない」と軽い考えになっていないでしょうか?

実は高校に行かず高認試験で課程をとることには大きなデメリットがあるのです。

 

高卒認定試験に頼ると将来の年収が下がる!?

アメリカのある実験を紹介します。

高校を卒業した生徒たちと、高校には行っていないものの高認試験をクリアした生徒たちの、将来の就職率・年収などを比べたところ、普通に高校を卒業した生徒よりも、高認試験で認められた生徒のほうが就職率や年収が低かったそうです。

 

つまり、学力的には高校卒業レベルにも関わらず、将来の成績に差が出てしまったのです。

 

「単純に不登校だったことが就職面接の際に影響したのではないか?」と思われるかもしれませんが、そうではありません。

というのも、アメリカの文化的には学校が合わない生徒は自宅での勉強が日本よりも寛大に認められています。(実際にホームスクーリングと呼ばれています。)

個人主義的なアメリカは学校に行っていようが行っていまいが、能力が高ければ採用するはずです。

 

では、高校卒業者高認受験者にはどんな差があったのでしょうか?

それは忍耐力の差です。

高校に通うということ自体、学校でのルールや教師が行ったことを守るとか、集団行動をするだとかで、自制心や自己管理能力がアップさせる効果があります。

つまり、高校卒業者ほど忍耐力があり、粘り強くひとつのことに取り組むため、将来の業績にもプラスの影響が出たということでしょう。

 

不登校を認めるかどうかは慎重に

「どうしても学校に合わない」というのは仕方がないと思われます。だからといって「学校なんて意味がない」と過激な意見に惑わされないようにしてください。

少なくともアメリカの実験では高校に通うこと自体に忍耐力をアップさせる効果は認められています。

我が子の不登校を認めて、高認試験での高卒獲得をさせるかは慎重に判断してください。

 

不登校を認めた際には、自宅で忍耐力を鍛えるトレーニングをさせるべきでしょう。学校への復帰を目指すのであれば子どものメンタルを強化する工夫が必要となります。

 

 

 

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