【小学生の親】子供のやる気をブーストする環境づくり

という方へ。

ガミガミと子供を叱る前に、環境づくりを見直すことによって改善する余地があります。

リビングで学習をする

小学校低学年のうちはリビングで学習することがおすすめです。

なぜなら、親の目が届くところのほうが子供が安心するからです。また、親御さんも勉強を見てあげたり、一緒に仕事や家事をしたりすることで一緒に頑張っているという感覚を覚えさせることができます。

親御さんも自身が取りたい資格の勉強や読書に取り組むようにすると、自分の時間としても使うことができます。

科学を始めとした様々な知識に興味をもたせるような環境をつくりましょう。

恐竜や動物の図鑑を用意してあげるのはとてもいいと思います。生き物を飼うのもいい勉強です。

お金をかけなくても、ニュースや自分の経験を子供に話してみるだけで、子供は喜んでくれます。例えば、「前に旅行でいったところ覚えてる？あそこは○○って言って有名な地名なんだよ」とか「」

前にも紹介したのですが、子供と一緒に自然探索でき、大人も楽しめる「バイオーム」というアプリはオススメです。

写真で撮った生き物をAIが判定してくれて、自分だけの図鑑に登録できるアプリです。言うなればリアルなポケモンゲットですね。

子育てにストレスを感じる」「自分の子育てに自信がない」と悩んでいらっしゃる方も多いでしょう。

そこでオススメなのがデジタル断食です。デジタル断食とは一定期間スマートフォンなどのデジタルデバイスと距離をとることです。

スマートフォンから離れることによって、不安な気持ちが和らぎ、精神が安定してくるようになります。なぜなら、スマートフォンばかり見ているとSNSを始めとした情報の渦に巻き込まれてしまうからです。「周りのママたちがどうやって子育てしているか」という情報に踊らされることになります。

実際に研究でもスマホを使う頻度が高い人ほど、社会不安が強いということが分かっているそうです。

また、ゲームやタブレットなどは子供にも悪影響を及ぼします。ゲームアプリは子供の報酬系を破壊するからです。

報酬系とは僕たちの興奮や快感を司る領域です。報酬が得られる」という期待をすると報酬系が活性化し、行動を促進するようにできています。

「ゲームをする」という行動によって、「スコアが出る」「新しい武器が手に入る」などの報酬が得られます。報酬を得るのが気持ちよくなって、ゲームをするという行動がやめられなくなるわけです。

薬物を摂取したときの反応とほとんど同じです。

普段からゲームの強い刺激に慣れると、その他の刺激では物足りなくなります。勉強をして知識が増えていくのもスポーツで勝つのも面白いと思わなくなり、集中力も落ちてしまうわけです。

ですから、ゲームやアプリは完全にやめろ！とまでは言いませんが、ある程度時間を制限したほうが良さそうです。

子供と一緒にデジタルデバイスを制限する決まりをつくってみましょう。

お互いのデジタルデバイスを一箇所に置いておき触らないようにしましょう。親はスマホの電源を切って、子供はゲームを同じ場所に置いておきます。

一緒でデジタル断食をするのは3つのメリットがあります。

1つは子供が素直にルールを聞いてくれることです。ゲームは1時間まで」と決めたとしても、大人が何時間もスマホを見ていれば当然不満を抱きます。

お母さんも我慢するから一緒に我慢しようね」といえば、言うことを聞いてくれます。

2つ目は子供の集中力が続きやすくなることです。せっかく勉強に取り掛かっているのに、親は隣の部屋でテレビを見ている、スマホでゲームをしているとなったら、やる気も削がれてしまいます。

3つ目のメリットは電子機器から離れることによって、睡眠の質も高まることです。睡眠の質が高まればイライラすることもなくなりますし、集中力も持続するようになります。子供がぐっすりと眠ってくれれば、朝起こすのに苦労するストレスも減ります。

様々なメリットが期待できるので、デジタル断食をぜひやってみてください。「子供が帰ってきてから宿題が終わるまでの1時間、眠る前の2時間は使わない」みたいな感じで決めるとグッド。

あまりストイックになりすぎないように。