- 最近、仕事でうっかりミスが多い
- 忘れ物が多い
それらの原因はワーキングメモリの低下にあるかもしれません。ワーキングメモリとは脳のなかのメモ帳のようなもので一時的に情報を保存しておくメモリです。
ワーキングメモリが低下すると、覚えておこうと思っていたことを他のことをやっているうちに忘れてしまいます。
ではワーキングメモリの低下の原因は何かというと、ノルアドレナリンというホルモンの枯渇です。ノルアドレナリンは注意力や記憶、意欲に関するホルモンで、ワーキングメモリの働きとも密接に関わっています。
また、ノルアドレナリンが枯渇すると意欲が出なくなり、うつ状態になってしまうこともあります。ですから注意力が落ちてうっかりミスが多くなっているのはうつ病の兆候とも言えるので注意が必要です。
ではではノルアドレナリンの枯渇は何が原因かというと、慢性的なストレスとバランスの悪い食事です。
ノルアドレナリンはストレス下に置いて分泌されるホルモンで高い注意力を維持してくれます。いわばノルアドレナリンは死ぬ気で頑張るときのホルモンなのです。
例えば、仕事の締切りが近いときに集中力がアップするのはノルアドレナリンのおかげです。
ですが、ストレスが長く続くと当然ノルアドレナリンが失くなってしまいます。「死ぬ気で頑張れ!」は短期的にしか通用しないわけです。
いま一度「自分を追い込みすぎていないか?」「きちんとリフレッシュの機会を作っているか?」と省みて、自分を労ってあげましょう。
ノルアドレナリンをつくる食事
ノルアドレナリンをつくるためにはフェニルアラニンという栄養素が必要です。フェニルアラニンは肉類・魚類・大豆製品・乳製品・卵・ナッツ系・かぼちゃなどに含まれています。
また、フェニルアラニンからノルアドレナリンをつくるにはビタミンCも必要です。ビタミンCはピーマン・小松菜・パセリ・ブロッコリーなどの緑黄色野菜、レモン・イチゴ・ミカン・グレープフルーツ・キウイフルーツなどの果実に含まれています。
ちなみにビタミンCにサプリメントはおすすめできません。よく「レモン○個分!」という宣伝文句で売られていますが、ビタミンCは一度に大量に摂取しても吸収されないので、食材からちょこちょこ摂るしかありません。
【ノルアドレナリンレシピ】小松菜と豚肉の卵炒め
【獲得経験値】
レシピ(1人分)
- ごま油をひいて卵をスクランブルエッグにする、一度ボールに移す
- ごま油をひいてにんにく1欠けを入れる
- にんにくの香りが立ってきたら豚肉75グラムを炒める
- 豚肉の色が変わったら小松菜を入れる。最初に茎を入れて、葉を入れる
- 小松菜の葉がしんなりしてきたらスクランブルエッグを入れる
- 水(大さじ2分の1)、鶏ガラスープのもと(小さじ2分の1)、醤油(小さじ2分の1)、塩・黒こしょう(少々)を入れる
大体の材料
- にんにく:1個の半分
- 豚もも肉:75g(パックの半分ぐらい)
- 卵:1個
- 小松菜:1株
- 醤油:少なめ
- 鶏ガラスープのもと:少なめ
- 水:ちょい
茹でなくてもいい小松菜の冷凍保存法
小松菜はアクが少ないので茹でなくても食べることができますが、「さっと火を通すだけだと芯が硬いのが気になる」という方にオススメなのは冷凍保存です。
小松菜は冷凍することによって細胞壁が壊れ、柔らかい触感になります。
茹でて柔らかくするのはNG。茹でることによって豊富なビタミンCなどが溶け出してしまいます。
買ったらすぐに水で洗い、ラップなどにくるんで冷凍室に保存。使うときに常温で解凍しましょう。
ちなみに野菜の王と呼ばれるほうれん草に似ていますが、ビタミンC・鉄分・カルシウムすべて小松菜のほうが豊富です。小松菜はまさに影の王者ですね。
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