「自炊したいけどレシピを覚えられない!」の対処法【レシピ:豚肉のもやし炒め】

料理の科学

レシピを覚えられない→調理の基本の流れを覚えておこう

料理でつまずくのはレシピを見ないと分からないということです。慣れないうちはレシピを覚えていないので新しい料理のたびにレシピ本を開かなければいけません。

レシピを覚えやすくするためには共通する基本的な流れを知っておくことです。

 

  1. 油を入れる
  2. ニンニクやネギなどの香味野菜を入れる(弱火から中火)
  3. 肉類を入れて表面を固める
  4. 緑黄色野菜を入れる
  5. ビタミンCを多く含む野菜を入れて、サッと熱を通す

基本的にはこの順番で調理をしていきましょう。

まずニンニクやネギなどの香味野菜ですが、これらにはアリシンという栄養素が含まれています。アリシンは油と一緒に熱を通すことによって吸収率が高まるので最初に入れます。ただし火の強さは強くしすぎないことです。

次に肉類を調理します。肉類は表面を固めて旨味成分を閉じ込め、ジワジワと中身に火を通す必要があるからです。

肉を入れたら緑黄色野菜を入れます。βカロテンは脂溶性なので油と一緒でないと吸収率が下がってしまいます。

最後にビタミンを多く含む野菜を入れて、最後にサッと熱を通しましょう。ビタミンは熱で破壊されやすいので入れるなら最後です。

 

レシピ:豚もやし炒め

豚肉は糖質をエネルギーに変える!

豚肉に多く含まれるビタミンB1 は糖質をエネルギーに変える働きがあります。

ビタミンB1 は不足すると摂取した糖質をエネルギーに変換できず、体内で脂肪になってしまいます。エネルギー不足によって頭の回転が鈍くなったり、疲れやすくなったりもします。

 

ビタミンB1 はネギやニラ、玉ねぎなどに含まれるアリシンという成分と一緒に摂ると、吸収率が10倍になります。

また、湯でるとビタミンが流れ出てしまうので、焼きがオススメです。

 

ニラは部位ごとに調理を変える

葉先の部分にビタミンA、ビタミンC、ビタミンEなどが含まれるマルチビタミン食品です。根本の部分にはアリシンという血液サラサラ成分が入っています。

ビタミン類が含まれる葉先は細かく切るとビタミンが漏れ出してしまうのでザックリと着ることが重要です。熱に弱いので最後にサッと火を通しましょう。

対して、アリシンが含まれる根本は細かく切って空気との表面積を増やすこともポイントです。また、油と一緒に加熱することによって効果を発揮します。

 

  • 葉先:ザックリと切って最後にサッと火を通す
  • 根本:細かく切って最初に油とからめる

 

もやしのひげ根はとらない!

もやしのひげ根の部分を取る人がいますが、とてももったいないです。なぜなら、ひげ根の部分には食物繊維が豊富に含まれています。

また、切り取ったところからビタミンCが漏れ出してしまうので、調理するときはそのまま使いましょう。

 

レシピ:豚もやし炒め

炒めものの基本に基づいて油→香味野菜→肉→緑黄色野菜という順番で入れていきます。

豚もやし炒めの場合は、油→ニラの根本→豚肉→ニラの葉先ともやしという順番で入れます。

 

  1. スクランブルエッグをつくって、一度取り出す
  2. 油を引き、細かく切ったニラの根本を入れる
  3. 豚肉を入れる
  4. ザックリ切ったニラの葉先ともやしを入れる
  5. 合わせだれ(酒大さじ半分、醤油大さじ半分、塩コショウ少々を混ぜておく)を加えて炒める
  6. 卵を戻して炒める
材料
  • 卵:2個
  • 豚肉:半パック
  • もやし:袋の半分
  • ニラ:3分の1束

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