不登校の子どもにさせるべき科学的に効果のある「お手伝い」

不登校の科学的解決法

「不登校の子どもが学校に行こうとしない」「無理やり連れて行くのも気が引ける」

学校に行こうとしない子どもを無理やり連れて行ったり、毎日怒鳴ったりするのは明らかに逆効果です。だからといって家に放っておいても解決にはつながりません。

そこでオススメなのが積極的に家のことをさせることです。本人としても家族のために役立つことができれば、学校に行っていない罪悪感を解消することができます。

 

お手伝い1.子どもにガーデニングを任せてみよう

自然が増えればメンタルも強くなる

家で植物を育てて、子どもにお世話をお願いしましょう

ガーデニングにはメンタルを回復させる効果があるからです。スウェーデンで行われた研究によると、ガーデニングを12週間取り組むことでストレスが大きく解消されたとか。

 

趣味として子どもさんに勧めてもいいでしょうし、ご自身が庭でガーデニングをはじめてみてもいいでしょう。仕事の間は子どもさんに「水をやっておいて」とお願いすると、自然の力が段々とメンタルを癒やしてくれることでしょう。

 

子どもの部屋に観葉植物を置くのもオススメです。観葉植物を置くとメンタル改善効果だけではなく、腸内環境を整えることにも一役買ってくれます。

観葉植物は空気清浄機の役割を果たし、部屋の空気をキレイにしてくれるからです。

 

また、なかなか思うように育たないという経験は感謝の気持ちを芽生えさせます。「日頃何気なく食べている食材も作るとなったら大変なんだな」と知ることができるからです。

感謝もメンタルを改善する効果があります。感謝の気持ちを持つことによって迷走神経を強くして、興奮とリラックスのスイッチをうまくコントロールすることができるようになるからです。

 

 

お手伝い2.皿洗い(マインドフルネス)

2つ目のお手伝いはマインドフルネス皿洗いです。やり方はかんたん。

マインドフルネスお皿洗い
  1. 食器を洗うときに、手に水や泡が当たる感覚・スポンジの感覚・皿をキュっとこする感覚などに集中する
  2. 雑念が湧いてきたら、「こんなこと考えてはいけない!」と判断せず、「こういうことが気になっているんだな」と受け入れる
  3. 再びお皿洗いの感覚に意識を戻す

 

マインドフルネスとは「今ここ」の感覚に全集中することを指します。

マインドフルネスがメンタル改善に効果的な理由は反芻思考をストップさせることができるからです。反芻思考とは頭のなかでグルグルと回ってしまうネガティブな思考です。例えば、「また学校に行けなかった→学校に行けない自分は恥ずかしい→学校ではみんなになんと言われているだろうか→…→こんな恥さらしをするなら死んだほうがマシだ」みたいな感じ。反芻思考をすると小さな不安もどんどん大きな不安となってしまいます。

マインドフルネスは自分の頭に浮かんできた反芻思考の流れを一刀両断することができます。「またがっこうに行けなかった→学校に行けないのは恥ずかしい→【マインドフルネス】自分は学校に行けないのが恥ずかしいと思っているんだな→意識を戻す」という感じ。

 

 

マインドフルネスお皿洗いでは、マイナスな思考が浮かんできたら「自分はこんなこと考えてるんだなぁ」と受け入れた上で、お皿洗いの感覚に意識を戻しましょう

 

マインドフルなお皿洗いの効果はユタ大学の研究で実証されています。被験者を集め、水や泡が手に当たる感覚に集中して、皿洗いを行ってもらったところ、不安や神経症的な感情が27%減り、アイデア思いつく確率も25%高まったそうです。

 

他にも掃除、雑巾がけ、窓拭きなど様々な家事があると思いますが、こういった仕事も一つ一つ集中して行うことで、メンタルを改善するのに一役買ってくれます。

 

親切は幸福度を大きく高める

親切行為は親切された人をハッピーにするだけでなく、親切した本人の幸福度を大きく高めることが分かっています。

他人に親切行為をしたときの充実感・多幸感を「ヘルパーズ・ハイ」と呼びます。ヘルパーズ・ハイを経験することによって、メンタルを大きく改善する効果が見込めます。

 

親切は習慣にしなくていい!親切Dayをつくる

家の手伝いをしたり、家族を助けたりすることは毎日行う必要はありません。むしろ親切行動を習慣にするのは効果が薄くなってしまいます

親切をすることによって、人から感謝されたり達成感を感じたりして幸福度が大きく上がります。しかし、毎日親切する習慣をつけてしまうと、脳が親切の達成感に慣れてしまって、幸せを感じなくなるのです。

 

実際にカリフォルニア大学の研究によると、親切行動は毎日やるよりも1日にまとめてやった方が効果的であることが分かっています。

  • 被験者を集めて週に5回、6週間に渡って親切行動をしてもらった。なお、親切するのは自由なタイミングで構わない
  • 結果、親切行為をした人たちには幸福度の上昇が確認された。また、毎日1つずつ親切をするよりも、1日にまとめて親切したほうが幸福度の上昇が大きかった

つまり、「根っからの親切な人間になりなさい」とか「親切を習慣づけなさい」というわけではないのです。親切Dayと称して、親切を行う日を週に一度ぐらい作っておきましょう。

 

 

【今日の心トレ】マインドフルにお皿洗いを手伝おう

【獲得経験値】

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