芸能人の自殺報道で自殺が増える!?「ウェルテル効果」を回避する前頭葉トレーニング

不登校の科学的解決法

自殺を見ると自殺したくなる心理「ウェルテル効果」

芸能人の自殺が相づく事態が話題になっています。これは他人事ではありません。

 

というのも自殺報道が増えることによって、自殺の件数が増えるという心理効果があるからです。(「ウェルテル効果」と呼ばれます)

 

 

ウェルテル効果は、自殺の報道が増えることによって気分が沈み、自殺への衝動が強くなるものだと考えられています。特に芸能人の自殺は大きく取り上げられるため、僕たちのメンタルへの影響も強いです。

 

自殺は前頭葉の不活性が原因

前頭葉とは人間の意思や行動を司る領域です。前頭葉が不活性になると気分の切り替えができなくなります

前頭葉がうまく働かなくなると「どうせ自分はダメだ」と思い込み、悪い情報ばかりが目にとまるようになります。意思決定力も著しく低下し、「自殺する」という衝動的な決断をしてしまうのです。

 

ということで前頭葉を強化するための心トレを行っていきましょう。

前頭葉強化1.たくさん喋る

喋るのには前頭葉をよく使います。前頭葉は自分の記憶や体験を言葉として出力するための機能があるからです。

 

内向的な人や、学校でひとりぼっちになってしまっている人は授業で当てられたとき意外にまったく声を発さなかったということもあるかもしれません。

言葉を発さなくなると当然前頭葉の機能が落ち、メンタルを病みやすくなります。

 

「最近自分の声聞いてないな」という方は積極的におしゃべりするようにしましょう。「喋りたくても喋る相手がいない」という方も大丈夫です。ひとり言でも十分効果があります。

僕も本やパソコンと向き合ってばかりで話すことが少ないのでお喋りは苦手です。最近は言葉で説明したり、コミュニケーションをとったりするのができなくなってきているなぁ、と前頭葉の衰えを感じております。

喋る機会がないのでyoutubeで何かの解説とかをしてみようかな~と思ったりもしています。

 

前頭葉強化2.新しい体験をする

外に出ることに抵抗がなければ、どんどんいろんなところに出かけましょう。未知の体験をすることによって前頭葉を活性化することができます

 

ぶらっとどこかに旅行するのもアリです。どこかに出かけるときのポイントはスマートフォンは置いていくことです。最近はInstagramなどのSNSで友だちに写真をシェアしたがる人が増えていますが、せっかくの旅行のときぐらい普段の人間関係を忘れるべきです。

学生に博物館をまわってもらう実験でも、写真をとりながらまわった人の方が記憶が薄かったという結果が出ているとか。写真をとろうとするより、自分の目に焼き付ける方が思い出に残るのです。

 

  • 自分が行ったことのない店に行ってみる
  • 新しい趣味に挑戦する
  • アーティストやアイドルのライブに行ってみる
  • 日常を忘れて旅行する

 

前頭葉強化3.ガーデニングをする

前頭葉を鍛えるためには予測不可能なことをするといいです。

 

一見頭を使っているようなことをしていても前頭葉が衰えることはあります。毎日同じ仕事をしていればマンネリ化してくるからです。

 

僕的にオススメするのはガーデニングです。

植物を育てたり、家庭菜園に取り組んだりしてみましょう。植物は必ずしもこちらの期待通りにはなりません。芽が出ないかもしれないし、正しく育てたつもりでも枯れてしまうことはあります。

まさに先が予測できないので前頭葉をフル活用できるのです。

 

ガーデニングでヘルパーズハイも起こせる

育てた野菜が食卓に並べば家族の役にも立てます。また、なかなか思うように育たないことを体験することで普段何気なく食べているものに感謝することもできます。

 

綺麗事抜きで「親切」や「感謝」といった行為には科学的なメリットがあるのです。

というのも、親切をしているときには迷走神経の機能を強めることができるからです。迷走神経とは副交感神経の主要な構成要素です。迷走神経はイライラや不安をなだめる働きがあります。

 

また、人間は人に親切することによって大きく幸福度が上がると言われています。人に感謝されたときに充実感を感じた体験をしたことがないでしょうか。親切によって幸福感を感じることを、ランナーズ・ハイならぬ「ヘルパーズ・ハイ」と呼びます。

 

家を植物で彩って家族に感謝されましょう。

 

ガーデニングでメンタル改善効果がある

また、ガーデニングはそれ自体にメンタルを改善する効果があります。自然と触れ合うことによってストレスが解消されるからです。

 

 

うつ病が回復し始めてからが注意!

自殺する人の多くはうつ病の症状が出ている人です。特にうつ病の症状がピークのときではなく、回復し始めたタイミングで自殺が増えるというのがポイントです。

 

うつ病患者の気分の変動はクレイネス曲線と呼ばれる図で表されます。クレイネス曲線はU字型の曲線です。

  1. うつ病の症状が出始めると、普段のメンタルの状態よりも少し落ち込んできて意欲がなくなってきます。
  2. 症状が進むと、感情的になりやすくなり激しい気分の浮き沈みが生じるようになります。
  3. 症状がピークになるのはクレイネス曲線でいうところの最も底辺の部分です。気分が1番どん底になっています。
  4. 症状が回復し始めると、また感情的になりやすくなります。
  5. 症状が回復し平常時のメンタルに戻ります。

 

自殺の危険性がもっとも高いのは症状が回復し始める4の段階です。

理由としては、せっかくどん底の時期を乗り切り症状が回復しているのですが、一時的にイライラが激しくなったりするので、「また症状がぶり返した」という失望感を感じるからです。もっとも衝動的に行動しやすいというのも理由のひとつです。

 

感情が豊かになりはじめたら「自分は回復し始めてるんだな」と思ってください。

 

【今日の心トレ】前頭葉を強化するトレーニングをしよう
  • たくさん喋る
  • 新しい体験をする
  • ガーデニングを始める

【獲得経験値】

 

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