【脳を騙す習慣術】「どうしていつもこうなんだ…」レベルで変えられない悪習慣を変える

社畜にならない創造性マニュアル

罪悪感を感じるほどやめられなくなる!?

自分が習慣にしたいことをそっちのけで、誘惑に負けてしまったときには罪悪感を感じます。

例えば、スキル獲得のための勉強をしようと思っていたのについついテレビを見てしまった」というケースで考えてみましょう。このケースではテレビを見てしまったことに罪悪感を覚え、「どうしていつもこうなんだ…」と感じてしまいます。

しかし、こうした罪悪感はより誘惑に負けやすくなってしまう原因となるのです。というのも、罪悪感を感じると脳の両側内側前頭葉という領域が活性化します。両側内側前頭葉はドーパミンをキャッチする受容体が位置している領域でもあります。ドーパミンとは期待感を抱かせ、行動をとらせる物質です。

つまり、テレビを見てしまったことに対する罪悪感を感じると、その分テレビを見るという誘惑がより魅力的に映ってしまうのです。

 

誘惑には「勝つ」のではなく、「戦わない」

止めたい習慣を止めるためには、誘惑と戦うことを徹底的に避けましょう。

テレビを見てしまうという方は、そもそもテレビのリモコンを目に見えない位置に置きましょう。You Tubeを見てしまうという方は、そもそもスマホを周りに置かないようにしましょう。

というのも、ついやってしまう習慣というのは、意識的に「やろう!」と思って始めているのではなく、無意識的に始めてしまっているからです。無意識に習慣を実行するのは脳の大脳基底核と呼ばれる領域です。

 

テレビがやめられない人は大脳基底核に刻み込まれたとおりに、無意識にリモコンのスイッチを押しているんです。

逆にいつもの位置にリモコンが置いていなければ、「そうだった。テレビは見ないで勉強をするんだった」と目標を思い出すことができます。

 

「好きだからやめられない」は脳の錯覚

「不適切な習慣をいい習慣に変えよう」とすすめると、「そんなに自分を律してばかりの人生は楽しいの?好きなことをやっていけばいいんじゃない?」という反論が返ってくることもあります。

 

しかし、やめられない習慣は本当に好きなことなのでしょうか?テレビを見てダラダラするのがやめられない人の多くは、テレビが大好きで見ているのではありません。

無意識にテレビのスイッチを入れて、脳に刻み込まれた習慣としてなんとなく見ているだけです。好きだからやめることができない」のではなく、「やめられないから、『テレビを好き』という理由をあと付けてしている」に過ぎないのです。脳が自分の行動をあとから理由づけするシステムのことを直感優位原理と呼びます。

 

新しい習慣を作り出す

習慣を書き換えるためには、行動のパターンを作り直すことが大事です。

今まで「仕事から帰ってきたらそのままテレビをつけてゴロゴロ過ごす」という行動パターンをとっていたとしましょう。この場合は「帰宅後にテレビのスイッチを押す」という行動が大脳基底核に保存され、無意識的に引き起こされているのです。

 

「帰宅後にテレビのスイッチを押す」という行動パターンを、「帰宅後に教材を開いて1ページだけ読む」という習慣に変えてみましょう。すると、今までのパターンが崩壊し、脳は「あれ?そんなパターンもあるの?」と新たな学習をします。段々と「帰宅後に教材を開く」という行動パターンが習慣化し、無意識的にできるようになってきます。

ちなみに1ページだけ読んだあとは、ゴロゴロするでもなんでもして構いません。いきなり「教材を10ページ!」などと大きな目標を立ててしまうと、取り掛かるのがめんどうだなぁと思ってしまいます。

新たな習慣をつくるときに大事なのは、いきなり結果を出そうとすることではなく、行動を起こすこと自体です。

 

【今日の心トレ】自分の悪習慣の行動パターンを少しだけ変えてみよう

【獲得経験値】

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