親のせいではない!甘え型の不登校

「不登校は甘えだ!」
 
そんな風に自分や子供のことを責めてしまうかもしれません。
しかし親に甘えているタイプの不登校が親の教育のせいとは限りません。
 
甘えてしまうのは本人のもともとの性格も関係します。
今回は甘え型の不登校について解説していきます。
 
 

甘え型の不登校の特徴

 

甘え型の不登校にありがちな特徴を挙げてみます。

  • 友人関係や学校での失敗がきっかけで不登校になりやすい
  • 我慢する気持ちが少ない
  • 将来の自立意識があまり芽生えてないので不登校になっても焦りが少ない
  • 何かを最後までやりとげた経験が少ない
  • 生活リズムが乱れ勝ち
 
甘え型の子は我慢強さがないので学校のちょっとした嫌なことがきっかけになりやすいです。
 
例えば、
・学校で先生に注意を受けたことが恥ずかしかったから
・友達に相手にされていない感じがするから
などの理由で学校が嫌になってしまいます。
 
わがままなように見えるかもしれませんが、原因は自分に自信がないからです。
ですので自分に自信を付けさせることがポイントとなります。
 
 
また、本人は将来に対する焦りが少ないので見守るだけの対応ではいけません。
 
家では生活の改善、外に出てアクティブなスポーツ、自分の好きなことを見つけさせるなどの工夫が必要です。
 
 

初期:体の不調を訴える

 

甘え型の不登校の初期の段階の特徴を挙げてみましょう。
  • 決まった曜日に休むこともある
  • 前日の夜には「行く」というが、朝になると起きてこない。昼にはまた元気になる
  • 休日に友達と遊ぶこともある
  • 自分が嫌っている人は避け、それ以外の人に甘える
 
甘え型の不登校のきっかけは学校でのちょっとした嫌なことです。
 
例えば、教師が厳しいのが嫌だという理由ならその先生は避けます。
優しくしてくれる母親には甘えますが、父親が厳しい場合は父親も避けたりします。
 
 

進行期:昼夜逆転の傾向が出始める

 

甘え型の不登校が進行してきたときの特徴を挙げてみましょう。

  • 小さな落ち込みを繰り返すようになる
  • 夜遅くまで起きていることが多くなる(昼夜逆転の兆候が見られるようになる)
  • 強く反発するのではなく
  • 日中の外出は避けるが、夜や休日は家族と買い物に出たりする
 
不登校の子はみんなが学校から帰ってくる夕方や夜の外出はしたがりません。
それを気にしないのでゴーイングマイウェイなところがあり、人目を強く気にするようなことは少ないです。
 
また、昼夜逆転の傾向が出始めるのが一番の問題です。
規則正しい生活に戻すことを最優先して対応していきましょう。
 
 

生活改善と自己肯定感アップで回復に!

小さな課題を達成させる

 

甘え型の不登校は自分で危機感を持っていることが少ないので親から積極的に働きかけることが必要です。
 
かといってできないことを強要するのではなく、できることから少しずつステップアップさせていきましょう。
 
学校に行くのを強要するのではなく、まずは家で健康的に過ごさせることを目指しましょう。
 
例えば、
  1. 最初は学校に間に合うように起きるようにする
  2. その次はその日の1時間目と同じ科目の勉強を一緒にする
  3. その次はゲームの時間を8時間から6時間ぐらいに減らす
という具合です。
 
家での生活が安定してきたら、
  • 外に出かける練習をしてみる
  • 買い物を手伝ってみる
  • 学校の門まで行ってみる
  • 別室登校をしてみる
など徐々にレベルを挙げていきましょう。
 
ただし、別室登校、体育や好きな科目のみ参加などの対処は本人に「それでもいい」という確認をとってから行ってください。
 
「特別扱いされているのを周りの生徒が悪く思わないだろうか」と不安になる可能性があるからです。
 
 

達成したら褒める習慣をつける

親に甘えている子は自信を持てない子が多いです。
それはストイックな親御さんの教育で叱られることはあっても褒められる機会が少なかったからかもしれません。
 
なので、不登校の期間を使って子供を積極的に褒めて自信を付けさせるトレーニングも行っていきましょう。
 
 
何かを達成できたら褒めるクセを付けてください。
例えば、「今日はお手伝いしてくれたね、ありがとう」「今日は勉強できたじゃない」などです。
 
 
 

はっきりと自分の気持ちを表現しない

甘え型の子は、はっきりと自分の気持ちを言わないところもあります。
 
親には言えずにいっぱいいっぱいになっていることがあるかもしれません。
例えば、本当はやりたくない習い事がある、塾に通うことが苦痛になっているなどです。
 
子供の方からはっきりと拒絶することはしないので、こちらから話してやるべきことを整理しましょう。
 
 

運動でメンタルとコミュ力を磨く

 

運動をすることはメンタルを強くし、不安を解消することにもなります。
 
実際、30分の運動が抗うつ剤を注射するのと同じぐらいの効果があるというデータもあります。
 
休日に父親が一緒に公園に行ってスポーツをするでもいいですし、体を使う習い事をさせてみるのもいいです。
 
友達とのコミュニケーションのトレーニングにもなります。
 
アニメなどに感化される傾向があるならスポーツを主題にしたアニメを見せたら自分から習いたいと言うかもしれません。
 
 

まとめ

さて、甘え型の不登校の特徴や対処法について書いてきました。
  • 規則正しい生活をする
  • 褒めて自信をつけるトレーニングをする
  • 普段吐き出さないことを聞いてあげる
  • 運動でメンタルとコミュニケーション能力を育てる

 

ペースはゆっくりになるかもしれませんし、ときにはただやる気がないだけに思えるかもしれません。

しかし子供さんは甘えん坊で不安感の強いタイプです。

 

親のほうが焦って子供に不安を伝染させないようにしてください。

 

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