クラス全員が敵?不登校といじめ

不登校と聞いて最初に思い浮かべる原因はクラスでのトラブル、特にいじめでしょう。

いじめと言うと、以前は加害者、被害者、そして傍観者の3つの構造で成り立っていました。

ですが、現代のいじめには傍観者はいなくなり、加害者と被害者のみしか存在できません。

つまり、いじめられっ子VSクラス全員の構造です。

1つ事例を挙げてみましょう。

一人のリーダ格の加害者が、被害者に「死ね」という言葉を浴びせかけます。加害者の仲間も続いていいます。

段々エスカレートしてくると他の関係ない人たちも巻き込んで、「死ね」と言うように強要するようになります。

これは一種の踏み絵なのです。「死ね」と言えなかったものは加害者の仲間から外れて被害者の仲間入りをしたり、ターゲットが変更することになります。

また、いじめには「被害者と加害者の共犯関係」という特殊な関係が成り立ちます。

被害者はいじめられていることを学校や両親に知られたくありません。

教師がそれを知り、加害者に話を聞くなどされると、加害者が逆上しいじめがエスカレートすると知っているからです。

親はこの点を理解しなければいけません。親が子供にいじめられているの?」と過剰に詮索されると、子供は隠そうとし、家でもいじめられているのがバレるのではないかと気が気でなくなり、家でも居場所がなくなってしまいます。

いじめの解決の際は、カウンセラーと親が相談していることを子供には秘密にすることもあります。

いじめられているのを知っているのに、見て見ぬふりをするしかないこともありますが、子供の状況を把握しきるまでは仕方のないことなのです。

 

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