子供のパニック発作は「プラスの回路」で解決する

不登校の事例
相談者
相談者

小学2年生の女子が学校に行きたがらなくなりました。以前学校で過呼吸になり「また発作がでるかもしれない」と心配して行けなくなったようです。

山影
山影

それは心配ですね。発作が出たのはそのときだけですか?

相談者
相談者

はい、一度きりです。

 

山影
山影

娘さんはクラスで自分が発作を出して目立ってしまうことを恐れているんですね。普段から人前に出るのを嫌う性格ですか?

相談者
相談者

ええ、周りを気にしすぎるところがあります。

 

軽度のパニック障害は「回路」の書き換えが必要

人前に出ることが不安になっている症状は、医学的には社会不安障害です。

そしてこの場合、発作を伴うものなのでパニック障害と診断することができます。

 

しかし、発作が出たのは一度切りということなので本格的な治療は必要ありません。

 

さて、パニック障害を直すためには脳の回路を書き換える必要があります。

自分は安心しているという信号を出すための回路を作るのです。

 

眠りに落ちるとき(リラックスしている状態のとき)に、自分のお腹と胸のあたりに片方ずつ手を置いて手の感触を感じるようにします。

こうすることで「リラックスしている」=「お腹と胸のあたりから手の感触を感じている」という安心の回路をつくることができます。

これを寝るときの習慣にしていきます。

 

次は教室に入る前に、自分のお腹と胸に手を当てるだけです。すると安心の回路をたどって自分はリラックスしている」という情報を脳が受け取って本当にリラックスすることができるのです。

 

Type4 ユメ
Type4 ユメ

そもそも、パニック障害になっているのは脳に心配の回路ができているから。「発作が起きるかも」→「みんなに変だと思われる」→「教室に入りるのにドキドキする」→「発作が起きやすくなる」という感じ。

Type9 ホノ
Type9 ホノ

まさに、悪循環だね~。

リラックスの回路をつくったら「ドキドキする」→「手をおいてリラックスする」という風に心配の回路を断ち切れるわけね~

 

性格分析

パニック発作が起きるのは、恐怖や不安の気持ちが強い性格が考えられます。

エニアグラム性格学でいうと、防御型(タイプ1,4,7)やタイプ6などが考えられますが、目立つのが嫌いで人前を避ける性格なのでタイプ4と判定します。

 

タイプ4は、「自分が非凡な存在として認められること」を強く欲する気質です。

その分、自己イメージには強いこだわりを持ち人目を気にする傾向があります。

 

Type4 ユメ
Type4 ユメ

確かに、自分が「よく発作を起こす人」っていうレッテルを貼られるのは嫌かも。

Type9 ホノ
Type9 ホノ

そだね~。みんなから浮いちゃうかもしれないし。

ちなみにこの事例、実際はどう解決したかって言うと、小児科の先生が軽い安定剤をいかにもよく効く薬のように子供に思わせて渡しておいたんだって~。

Type4 ユメ
Type4 ユメ

薬があるから大丈夫って思ったらドキドキしないで済んだってことね。

 

 

 

 

オススメ記事と参考文献

Type3 カレン
Type3 カレン

今回は無視という形のパニック発作の事例でしたね。

 

アメブロの記事では不登校に関する病気について解説しています。

合わせて読むと効果的ですよ。

不登校に関連する5つの病気

 

参考文献:「不登校の子への援助の実際」

Type1 キリト
Type1 キリト

本記事はこの書籍の事例をやや改変を加えて会話形式で紹介している。

山影テレフォンに依頼された事例を許可なくここに書くことは一切していないから安心するのだよ。

コメント