【不登校事例】進路のことで親子喧嘩に

不登校の事例
相談者
相談者

高校2年生の女子です。すごく落ち込んでいるようなんです。学校にも行こうとせず勉強にも無関心になりました。

成績がよく獣医を目指しているのぐらい勉強ができる子なのですが…

山影
山影

最近、成績が下がったり、大学の判定が落ちたりしたことはありますか?

相談者
相談者

いえ、今の状態になるまでは大きく成績が下がるようなことはありません。

もしかしたら父親に獣医を反対されたのことにショックを受けているのかもしれません。夫は獣医ではなく医者を目指せと言うのです。

山影
山影

お父さんと言い合いになったりしたのを見たことがありますか?

相談者
相談者
はい、何度もあります。娘は動物が好きで前に犬を飼っていたんですが、その犬が亡くなったとき娘は落ち込んで放心状態になっていました。だから夫はそんなにショックを受けるぐらいなら獣医は向いていないと言うのです。
 
山影
山影

娘さんはそれに関して何と言っているのですか?

相談者
相談者

それが、娘は喧嘩になると自室に引きこもってしまって自分の主張をしないのです。娘は何も考えていないわけではないのですから自分の意見を言えばいいのに…

山影
山影

お母さんは娘さんの性格からしてどちらが向いていると思われているんですか?

相談者
相談者

確かに娘はメンタルが強い方ではないので、ショックを受けやすいところはあります。

でも、人と関わるときより動物と関わるときの方が生き生きしているんです。

山影
山影

お母さんは獣医でもいいとお思いなのですね。

 

親を恨む心理と注目してほしい心理

娘さんの性格は、父親に対して逃げ腰なところからして防御型(タイプ1,4,7)。

人と関わるのがそこまで好きではなく、落ち込みやすく繊細。

 

総合して考えると、エニアグラム性格学で言う「タイプ4」という性格タイプに当たります。

「タイプ4」とは、「自分は特別でありたい」という欲求を強く持つ風変わりな芸術肌タイプです。

 

このタイプは悲劇的なところがあり、ストレスを感じると無気力になり、殻に閉じこもり、自分を哀れむ一面があります。

この場合、獣医になりたいことを父親に反対されているというストレスから、父親を恨み「自分は可哀想だ」と大げさに落ち込んでいるのでしょう。

同時にそんな可哀想な自分に気づいてほしいという欲求もあり、それが不登校の原因となっているのかもしれません。

 

Type4 ユメ
Type4 ユメ

不登校になればみんな心配するし、自分に注目を集めることができる。どこかそんな心理があるのかもしれないわね。

Type1 キリト
Type1 キリト

相変わらず、タイプ4は複雑な心理をしているのだよ。

こんなことはただのワガママと言うのだ。

Type4 ユメ
Type4 ユメ

相変わらず堅い頭をしているのね。

それを頑固っていうのよ。

 

気分屋な一面を利用して説得する

父親と子供の意見が食い違っているのなら、どちらかを説得しなければいけません。

できることなら子供さんの意見を尊重したいところですが、タイプ4を説得するのは意外と簡単です。

タイプ4は気分屋で自分が決めたことにも自信を持ってやりきることができない性格です。

獣医に強いこだわりを見せていても、医者の方が特別感があってカッコいいと思えばコロっと医者を目指す方に変えてしまいます。

 

医者が活躍するドラマを見るなどしたら心変わりしてくれるかもしれません。

 

Type1 キリト
Type1 キリト

タイプ4はちょっとした厨二病要素があるということだ。

ドラマなんかに影響されやすいということなのだよ。

Type4 ユメ
Type4 ユメ

厨二病って何?

Type1 キリト
Type1 キリト

自分を特別だと思っている人のことだよ。

Type4 ユメ
Type4 ユメ

キリトは自分のこと特別だと思ってないの?

寂しい人ね。

Type1 キリト
Type1 キリト

…。君と話すと、頭が痛くなるのだよ

 

参考文献

「母と子のエニアグラム」

Type1 キリト
Type1 キリト

本記事はこの書籍の事例をやや改変を加えて会話形式で紹介している。

山影テレフォンに依頼された事例を許可なくここに書くことは一切していないから安心するのだよ。

 

 

 

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