不登校は「きっかけ」から推理すれば解決する

不登校の原因
「どうして不登校になっているのかがわからない」
 
「理由なき不登校」で困っている方は多いです。
原因が分からないと対処の使用がありませんよね。
 
原因を探るにはまず不登校が始まったきっかけに注目することです。
 
例えば、ゴールデンウィーク明けの体調不良が不登校きっかけとします。
 
長い休みで家にいる時間が増えたことにより緊張の糸が途切れたと考えられます。
この場合は、単なる無気力ではなく学校にストレスの原因がある可能性が高いと推測することができますよね。
 
このようにきっかけに注目することで原因が絞れてくるのです。
 
 
様々なきっかけに注目して不登校の原因に迫っていきましょう。
 
※なお、この記事では「きっかけ=不登校が始まる引き金」「原因=不登校の根本的な理由」という言葉の使い方をしますので混乱なさらないようにしてください。
 
 

きっかけから根本の原因は推測できる

 

まずは不登校が始まったタイミングを思い出してみましょう。
  • 学校が始まってすぐだったか?
  • 何かの行事があったころか?
  • 元気がなかったなどの兆候はあったか?
誰かの講演を聞いた、本を読んだ、ドラマやアニメの影響を受けたなども考えられます。
 
 
学校が始まってすぐなら友人ができないことが原因?教師と合わないことが原因?
 
行事が嫌なのは自分が一人ぼっちだと楽しめないから?それともやりたくない役割を押し付けられた?
 
元気がなかったなどの兆候があるなら友人関係で嫌なことがあった?ないなら急に無気力になった?成績の結果が出ていきなりどん底に落ちた?
 
などなどきっかけが分かれば原因もある程度想像することができますよね。
もっと具体的な例を紹介していきましょう。
 

ケース1:テストの日が近づいて不登校に

 

テストがきっかけで不登校が始まることもあります。
 
不登校が始まったときに試験がなかったか、試験の結果が出た日ではなかったか、進路相談や三者面談の後ではなかったかなどを思い出してみてください。
 
 
試験、成績関係では
・試験の前のプレッシャー、
・結果が思うように出なかったことへの挫折感、
・受験中に体調を崩したことがトラウマになる
など様々な原因が考えられます。
 
 

ケース2:夫婦喧嘩から不登校

 

夫婦の問題が不登校のきっかけになることもあります。
 
 
例えば、夫婦の仲が悪く別居や離婚の話が進むようになったとします。
 
すると、子供はお父さんとお母さんが別居するのが嫌で自分が学校に行かないという問題を起こせば自分に関心を向けることができると考えるのです。
 
 
不登校が始まったことにちょうど夫婦で大きい喧嘩をしたなどのきっかけに心当たりはありませんか?
 
この場合、まずは不登校ではなく夫婦の問題を解決する、または子供に離婚を理解してもらうことを優先した方がいいでしょう。
 
 
 

ケース3:GWや夏休みなどの長期休暇

 

冒頭でも言った通り、長期休暇のあとの不登校は学校で嫌なことがあったのが原因の可能性が高いでしょう。
 
例えば、学校で我慢していることがずっとあってそれでも頑張って学校に行っていた
 
長い休みで家にいる時間がホッとして、逆に学校に行かなければいけないときが近づくと恐怖を感じて復帰できなくなったというケースが多いです。
 
 
長期休暇がきっかけの場合、学校の宿題が終わらなかったことが不登校の原因となった例もあります。
 
長期の休暇では宿題が大量に出ます。
学校の宿題を終わらせていないことを先生に怒られるかもしれないと不安になって不登校というケースもあるのです。
 
特に真面目な子ほど怒られなれていないので原因になりやすいかもしれません。
 
 
 

不登校の原因ときっかけは少し違う

不登校のきっかけと原因の違いを履き違えると対応を誤ることにもなりかねません。
 
例えば、こんなケースもあります。
母子家庭で育ち妹も体が弱いので、家では親や兄弟を気遣って自分のことは後回しにしていた。
 
ある日、学校で授業中にふざけたり騒いだりする子のせいで授業の内容に集中できず、教師も放任していたことに腹が立ち学校に嫌気が差してしまったというパターンです。
 
 
この場合、きっかけは生徒の問題行動ですが、不登校の原因は家庭で神経を使いすぎたことによる息切れの可能性が高いでしょう。
 
なのに、原因は生徒の問題行動だと思い込み、騒いだ生徒を執拗に問い詰めたりすれば余計学校に行きづらくなります。
 
それに根本的な原因である家庭での気の遣いすぎというのが解決しなくなります。
 
適切な対処としては、教師にはもっと授業中の注意を徹底してもらうか、注意できないのであれば指導力のある教師に変えてもらうなどの対処を求めることです。
 
そして頑張りすぎてしまうお子さんには自分の「やるべきこと」ではなく「やりたいこと」をやらせる、スポーツや部活を自由にさせるなどの対処が必要となります。
 
 

まとめ:理由なき不登校には想像力が必要

さて、今回は理由なき不登校の原因を不登校のきっかけに注目して推測してみるという内容を解説しました。

また、不登校の原因は予想以上に様々だと感じたのではないでしょうか?

  • 試験の結果が悪くて挫折感を覚えたため
  • 夫婦をつなぎとめるため
  • 宿題をしていないのを隠すため

不登校の原因には親には言いにくいもの、言えないものがあるというのが分かっていただけたでしょうか?

夫婦仲をつなぎとめるために不登校になった例などはまさにそれですよね。

不登校の原因をスラスラと言えない場合は決して少なくないのです。

 

子供の心を推測するには想像力が必要です。
「怠けているだけ」「心が弱いだけ」と決めつけずに少し考えてみてください。

 

 

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