子供が無気力になる3つの原因と解決する方法

不登校の原因
 
子供の無気力を直したい!
 
無気力が続くと、親としても心配になりますよね。
無気力は不登校の原因としても、とても多いのです。
 
今回は無気力状態の原因を知り改善する方法を解説します。
 
まず、無気力の原因にはいくつかの種類があるのです。
そこには子供さんの性格も絡んできます。
 
無気力の原因を解明すれば、目標を持って生きてくれる子供になるはずです。
 
 

挫折経験からの無気力

 

 
1つ目の無気力の原因としては、自分が頑張ってきたことに挫折してしまい一気にやる気を失ってしまうことです。
 
専門用語では「燃え付き症候群」や「バーンアウト」と呼ばれます。
 
燃え付き症候群になりやすい性格としては、
  • 常に目標を持って努力している
  • 効率主義で早く成果を出す方法を追求する
  • 周りからの期待に応えようとする
 
無気力と言うと、どんよりとして暗い雰囲気の子がなりやすい印象かもしれませんが、燃え付き症候群はむしろ逆の性格がなりやすいことがわかります。
 
友人グループの中でも中心的であったり、勉強や運動ができる存在。
こういうタイプはみんなから認められたい、憧れられたいという思いが強いです。
 
なので高い目標を設定し、自分を追い込みすぎることがあります。
他の特徴としては、効率第一なので文字を書くのが雑だったりするかもしれません。
 
 

改善するには6割主義を徹底!

無気力になりやすい子は、100%を求めすぎるのが特徴です。
目標設定を高くしすぎたり、無理をしすぎたりしてしまうのです。
 
なので少し気を抜くように話してみましょう。
 
具体的には目標設定を見直してあげることです。
「~大学に行きたいから、定期テストで全科目90点以上とる」という目標を掲げているなら、全科目とは言わず、「大学の受験に必要な科目だけ85点とってみよう」という風に、目標を下げてあげましょう。
 
完璧主義者の子には、これぐらいのいい加減さも必要です。
適度な目標はモチベーションを上げますが、難しすぎる目標は自分を潰すだけです。
 

目標を見失うことによる無気力

 

スチューデントアパシーと呼ばれる無気力の種類です。
 
アパシーというのは無気力のことです。
つまり学生に多い無気力。
 
例えば、難しい高校を目指し受験勉強を頑張って志望校に受かることができた。
でも、受かった後はその高校で次の目標を見つけることができなくなってしまった。
 
目標を見失い、すっかり無気力になってしまうというわけです。
 
 
先程の燃え付き症候群は、挫折によって何もかもどうでもよくなり、生活もすさんでいくことが多いのですが、スチューデントアパシーの場合、勉強以外には無気力症状が現れないのが特徴です。
 
 

改善するのは自分の興味を見つけること

これらの目標を見失っている無気力に対しては、何か興味を見つけることが重要です。
 
今の学生は、いい大学にいけばいい会社に入れるという理由でぼんやりと勉強している人が多い気がします。
 
勉強もいいですが、その前に大学で研究したいことを見つけるのが重要に思えます。
一旦、国語数学などの勉強から離れて、自分の興味を探してみてはどうでしょうか?
 
 
僕は高校生のときに心理学に興味を持ちましたが、それは図書館で何気なく心理学に関する本を読んだからです。
 
本からでもいいし、スポーツが学問に繋がることだってあります。ゲームだって仕事につなげることができます。
 
ぜひ子供さんの興味の分野を見つけてあげたらいいと思います。
 
 
 

人間関係のストレスによる無気力

 
学校の人間関係のストレスで、うつ気味になって自分の中に引きこもってしまうことも考えられます。
 

改善するには適度な距離感で共感する

感受性の鋭い子は、「先生にこんなことを言われた」「友達にこんなことを言われた」と小さなことを気にして大袈裟に落ち込むことがあるかもしれません。
 
しかし、「そのぐらいで気にしてたらやっていけないぞ」と突き放すのではなく、しっかり気持ちを聞いてあげましょう。
 
「あなたが悪い」「こうすればよかった」などと理詰めにするのもNGです。
 
 
少し大袈裟に感情を表現する子は、自分が落ち込んでいることを味わいたい心理があります。
なので、ずっと励まし続けるのではなく、適度な距離感で声をかけるといいです。
 

無気力になる「目的」という視点で考えてみる

今までは子供が無気力になる原因を客観的に解明しようとしてきました。
 
なので今度は逆に、子供の立場になってみましょう。
 
「気力を出さずに学校に行かない」というのはどういう目的があるのかという視点で見てみるのです。
 
まず、無気力という名目で学校を休むことによって「ダサい感じ」にさせないという目的があるかもしれません。
 
不登校というと本人の打たれ弱さやいじめられているのではないかというイメージが浮かびます。
 
その点、無気力と済ませているならそのイメージは払拭できるので、「面倒だから」というのは使い勝手のいい理由なのかもしれません。
 
この場合、友人関係やメンタル面での悩みを隠している可能性もあります。
 
 
次に自分に注目を集められるというメリットもあります。
 
「面倒だから学校に行かない」という選択をすれば、不真面目で脱力している子というイメージはつけることができます。
 
学校に行かなければ学校で目立つようになり噂されるようになりますから、手っ取り早く目立つこともできます。
 
この場合、「学校でみんなも心配しているよ」という説得の仕方は逆効果でしょう。
 
自分が注目を浴びていることが再確認できるだけだからです。
 
このように本人の視点から無気力の目的を洗い直すことで新たな発見が見えてくるのです。
 
 
 
 

まとめ.熱中しているのはいいこと

さて、無気力の原因とその改善方法を3つに分けて紹介してきました。

・挫折型には小さな目標設定を
・目標見失い型には豊かな情報を
・落ち込み型には共感の会話を

無気力を解決するために是非試してみてください。

 

「不登校になっている子がゲームばっかりしている」

これは問題のある行動に見えるかもしれません。あなたが親でもきっとどうやって辞めさせようと考えるはずです。

しかし、現実逃避としてのゲームではなく、ゲームにきちんと熱中しているのならそれは才能ではないでしょうか?

無気力を解決するのは情熱です。何か情熱を注げるものがあるならそれは幸せなことです。

 
 
 
 

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