「良い子」ほど危ない!子供の摂食障害の原因

 
 
摂食障害とは
まずはもちろん体重が極端に減ってしまうことですね BMI の数値が18以下の場合は少し注意という野生 痩せている痩せすぎているという判定になって BMI が15以下になってくるとかなり危険なゾーンというのがひとつの基準です
 

摂食障害は拒食症か過食症、またはその両方

摂食障害は拒食と、過食が繰り返されることもあります。
 
例えば、
まずはダイエットがエスカレートして拒食が始まる
我慢した分食欲が爆発し、過食になる
食べた罪悪感から食べたものを吐き出すようになる
お腹が減る
 
という悪循環が生まれます。

摂食障害になりやすい人

摂食障害になりやすいのは10代後半の 女性という風に言われています。
 
というのは女性は過度なダイエットをしてしまうからです。
また、思春期の不安定な心の時も摂食障害となるリスクが高くなります。
 
摂食障害になりやすい性格傾向としては、
  • 完璧主義である人
  • 人目を気にする人
  • ストレスを感じやすい人

などが挙げられます

 
完璧主義の人はやる時にとことんやる人なので、ダイエットを始める時も極端になりがちです。
例えば、今まで三食食べていたのに、いきなり一食にするなど無理な手段をとってしまいます。
 
 
 

摂食障害の原因は「生きづらさ」

摂食障害の根本的な原因は「生きづらさ」です。
 
摂食障害になるきっかけとしては様々なものがありますがすべてが不安、ストレス、生きづらさとで説明することができるのです
 
そもそも食べ物を食べなければ死んでしまう人間が「食べ物を食べない」というのは、潜在的に「生きたくない」と感じているからです。ストレスを感じて生きづらさを感じているからこそ摂食障害となってしまいます
 

本能的な疲れを抑制するため

摂食障害は完璧主義的な子供にがかかりやすい病気だと解説しました。
 
それは勉強や習い事、部活など頑張りすぎてしまうところがあるからです。
勉強、部活などで頑張りすぎてしまうと当然疲れを感じてきます。
しかし、完璧主義の強さの疲れを感じても休憩しようというふう意識に変わりません。
 
「疲れ」という本能を抑制する為に、食べないという選択をします。
本能の代表である食欲を抑えることで本能を抑え込んでいるのです。
 
 

控えめな自己主張であり無言の反抗である

摂食障害になりやすい子が子供の頃から親として扱いやすい子供が多くていい子である傾向があります。
 
摂食障害はそういう控えめで真面目な子達の、控え面な自己主張とも言われています。
 
親に真っ向から歯向かうことができないから、食事を食べないというふうに無言の反抗をするのです。
 
駄々をこねたりとか感情的になったりすると親に迷惑をかけますが、食事をしないということはそれほど迷惑がかからない行為だというふうに考えている一面もあります。
 
また、「痩せた!」という達成感を味わうことができるので一石二鳥だということです
 
 

摂食障害の2つの例

ここで摂食障害になってしまった例を二つご紹介したいと思います。
まず一つ目は失恋を経験してから摂食障害になってしまったこの例です。
 
自分がフラれてしまったショックから、過度なダイエットへ走ってしまったのです。

自分が好意を寄せている人にフラレてしまった悲しみや、それを周りの人に知られてしまいプライドが傷ついてしまったことなどのストレスが本当の原因です。

しかし、そんな本当の原因である自分の内面の問題を、「自分の外見が悪いからだ」という風に問題をすり替えてしまったのです。

 
 
もう一つの例は母親からの愛情を感じられなくなり摂食障害で走ってしまった女の子の例です。
 
中学生となる女子の例ですが、母親は仕事で忙しくしており娘に構ってやることができませんでした。

また、高校受験では近所の人に恥ずかしくないようなレベルの高校を目指すように強いられていました。

ですから、その女の子は母親への無言の抵抗から食べ物を吐くようになったのです。

 
 
 
どうでしょうか?
摂食障害の原因が強いストレスによるものだということが理解できたのではないでしょうか?
 
 
この他にも、例えば、
  • 学校の体重測定で女の子の友達の体重を見て自分よりも体重が低かったからショックを受けた
  • 器械体操をしていて自分が重いと言われた
  • 家族や親戚から太ったとか、顔が丸くなったという風に言われた
なども摂食障害が始まるキッカケとして挙げられます。
 
摂食障害になりやすい子は周りの目を気にするので、周りと比べて自分が太っていると思ったら、過度なダイエットに走りやすいのです。
 
 
少し変わったキッカケとしてはこれらが挙げられます。
・胃の病気やインフルエンザで食べ物を食べない日が続いて体重が落ちたこと
「食べなければこんなに痩せるんだ」という風な喜びを知ってしまい拒食に走る可能性があります。
 
 
・家族が病気になってやせ細ってしまうのを見て自分だけ食べているのは申し訳ないという風に思って食べ物を食べたくなくなったりする
 
潜在的な意識としては、「自分が同じように食べなくても周りから気遣ってもらえるかな」という風な確認したい心理が裏側にあります。
 
 
これらはあくまでキッカケですから摂食障害の引き金に過ぎません。
本当の原因は心理的なストレスにあるので、そのストレスを発見してケアすることが大事となります。
 
 
 

摂食障害が続くと体がボロボロに…

では、摂食障害が続くことによってどのような不利益が生じてくるかというのを説明していきたいと思います。
 
嘔吐を伴う場合には、
  • 胃酸で喉を傷つけてしまうので唾液腺炎という病気にかかってしまう
  • 吐くということ自体心臓や腎臓に負担をかけてしまう
  • 胃酸で歯が溶けてしまって虫歯になりやすくなる
などが挙げられます
 
また、精神的な面では、
うつ病になりやすい、自傷行為や自殺を試みるようになるなどということもあります
 
なぜかというと、過食と拒食を繰り返して体がボロボロになったり、痩せ細ったり逆に太り過ぎてしまったりして自己嫌悪に陥っているからです。
 
 
 
 

摂食障害の治し方

メンタルノートをつける

食事の内容と気分の変動を記録していくノートを作りましょう。
 
「6月12日 22:00 ご飯、味噌汁、サラダ」というように献立を書いていきます。(出来ればカロリーなども)
 
そして食べ終わったときの気分も書いておきます。
「食べてしまって体重が増えていないか気になる」みたいな感じです。
 
このノートを書くことで客観的に自分の感情を向けと向き合うことができるのです。
 
 

過度な食事をするきっかけを作らない

例えば、
  • 家には必要最低限の食料しか置かないようにする、
  • 学校帰りに食べ物を買わないように誰かと一緒に帰る、車で迎えに行く
などといったように、食べ物を買う機会や食べる機会を自体を減らしていくことが大切となります。
 
 

三食きちんと食べること

拒食と過食を繰り返してしまうのは、一食分を我慢した反動で食欲が爆発してしまうからです。
 
ですから三食バランスよく食べて食欲をコントロールするということが大事です。
 
 

体重計に乗る時間を空腹時に設定

食べた後にはどうしても体重が気になってしまいますが、食べた後に体重を測らないようにしたいところです。
 
なぜかと言うと体重がかかってしまって自分の体重は増えているのを見てしまうと吐きたい気持ちが増加してしまうからです。
 
そもそも食べた後は必ず0.5 kg 前後は増えてしまっているので、食後に測るのはやめましょう。
 
また、「食後はみんな増えるものだよ」と教えてあげることも重要です。
 
 
「食べた後に少し増えていても必ず戻る」ということを覚えさせていけば、0.5kg前後の変動で罪悪感を覚える必要がなくなります。
 
 

不登校にもつながる摂食障害

特に分離不安型の不登校は摂食障害と密接に関係しています。
分離不安型の不登校とはクラスメイトたちの勢いに萎縮してしまって学校でストレスを感じてしまうとのことです。
 
学校での生きづらさを感じてしまうので摂食障害に罹りやすいという一面があります。
 
また、摂食障害になってしまうと「学校で給食を食べたくない」というふうに思うので、昼前で早退することが増えてだんだん学校にいる時間が減ってきます。
 
 

不登校期が必要な場合も

摂食障害が治りかけているときは、「なぜあんなにダイエットに頑張っていたんだろう」という意識が芽生えてくると同時に、「なぜあそこまで学校で頑張っていたんだろう」という気持ちも湧き上がってきます。
 
なので摂食障害が治りかけると不登校になってしまう子もいるのです。
しかし、摂食障害は治すためにはモチベーションが落ちてしまう時期というのはどうしても必要なのです。
 
不登校になったとしても摂食障害が治らないよりはマシだという意識を持ちましょう。
学校休ませて家で甘えさせてあげる、リラックスさせてあげるということが大切になってきます。
 
ここでリラックスすることを許すことで頑張り方を調整するということを覚えるのです。
 
 
 
 

まとめ

  • 摂食障害になりやすい人は完璧主義な人
  • 摂食障害の原因は「生きづらさ」
  • 摂食障害の治すには、三食きちんと食べること、メンタルノートをつけること、過度な食事をするきっかけを作らないこと、体重計に乗る時間を空腹時に設定すること
  • 頑張りすぎを調整することが摂食障害のゴール
摂食障害の解決のゴールは、頑張り過ぎを調整することです。
 
食べているか食べていないかというのはもちろん大事ですが、それ以上にどんなストレスを感じているのかを悟ることが重要です。
 
甘えられない、頑張らないといけないという張り詰めた気持ちを理解してあげれば、きっと食事量が安定するようになります。
 
 
僕のカウンセリングでは、摂食障害のご相談も受け付けています。
医療機関ではないので、医学的な診断をしたり、薬を処方したりすることはできません。
 
しかし、親御さんへの聞き取りと性格プロファイルによって生きづらさの原因を探し出すことができます。
 
命にも関わる病気だからこそ、「心」に目を向けてあげましょう。
 
 

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