- 目標達成を計画的に進めるのが苦手
- 「まだまだ先…」と考えていつも手遅れになる
今回は、目標設定するときには一か月単位や年単位ではなく日単位で考えるだけで上手くいきやすくなるぜ~というお話です。
「1年後」ではなく「365日後」と考えるだけ
目標を計画する時には「1年後」ではなく「365日後」、「2か月後」ではなく「60日後」と言ったように日単位で計画した方が上手くいきやすくなります。
実際に、ミズーリ大学などで行われた研究では日単位で考えるだけで現実的に計画できるようになったぜ~という結果が示されています。
実験の介入
被験者1100人を対象に、「あなたに子供ができたとします。大学進学のためのお金をいつから貯め始めますか?」と質問する。その際、試験者への問いかけ方を二つのパターンに分けて比較。
- 「18年後には大学に進学します。進学のためのお金をいつから貯め始めますか?」と質問する(年単位で質問)
- 「6570日後には大学に進学します。進学のためのお金をいつから貯め始めますか?」と質問する(日単位で質問)
実験の結果
グループ2の日単位で聞かれた被験者はグループ1年単位と比べて、お金を貯め始める時期を4倍も早く見積もった
実験の考察
つまり、問いかけ方を年単位ではなく日単位にするだけでより現実的なプランを立てられるようになったというわけです。
理由としては、日で刻まれる方が「目標達成までの時間がない」という感覚になるからでしょう。確かに、18年と言われると十分に時間があるように思いますが、6570日と言われるとあっという間に経ってしまいそうな感覚にもなります。
ですので、僕たちが目標を設定する時にも「2ヶ月後」では遠い未来のように思えてしまいますが、「60日しかない」と意識していればより現実的に目標に向かうことができるでしょう。
【今日のクエスト】期限までの日にちをカウントしよう
ステップ1:目標を設定しよう
WOOPの法則を組み込んだ「目標達成シート」で目標を設定してみましょう。
最終ゴールのところに目標を書き込みます。例えば「2ヶ月後に英検合格!」などです。最終ゴールが設定できたら、そのために1日あたりどれぐらい取り組んだらいいか?という「1日あたりのゴール」を決めて書き込みましょう。
ステップ2:最終ゴールまでの日数を数えよう
例えば、最終ゴールを2ヶ月後に設定したなら「60日」となります。
ステップ3:1日あたりのゴールを達成したら残り日数をカウントする
例えば、1日目のノルマが達成できたら「あと59日」などとメモしておきましょう。
日めくりカレンダーのように、「あと○日しかないぞ!」という危機感を持つことができるでしょう。
【獲得経験値】
☑️目標達成シートに書き込んだ
☑️1日目のノルマをやって「あと○日!」と数えた
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