アナルセックスでイケる割合は男性が女性の2倍だった!?

性愛力(18禁研究含む)

今回はアナルでの性行為に関心がある人に向けた内容です。

アナルセックス(肛門性交)と聞くと、特殊なイメージがあり、「アナルの快感は恥ずかしい…」と考えてしまいますよね。

しかし、アメリカでの研究になりますが、アナルの快感を楽しんでいる人は意外と多いようです。今回はアナルセックスはどれぐらい親しまれているのか、アナルで感じやすいのはどこなのかという研究を解説します。

 

約3割が経験済み!?アナルで感じるスポットは肛門の浅い前側だった

2025年にカリフォルニア大学サンフランシスコ校などの研究者たちが発表した論文によると、男性は女性よりもアナルセックスによって感じやすいみたいです。

 

https://academic.oup.com/smoa/article/13/3/qfaf037/8155223?login=false
内容

18歳以上の466名の男性と498名の女性を対象。アナルセックスをどれぐらいの人がしているかや、直腸内でどの部分が快感として感じられるかについて調べた。

  • 直腸を4つの領域に分けた図を提示して、アナルセックス中にどの部分に触れられたときに気持ちよかったかを回答してもらった。
    • 浅い前方の部分
    • 浅い後方の部分
    • 深い前方の部分
    • 深い後方の部分
  • また、オーガズムに達したことがある場合、アナルだけでオーガズムを感じたのか、それとも他の部位の同時の刺激が必要だったのかを質問した。

なお、研究においてアナルセックスとは、パートナーが自分の肛門に陰茎を入れることに限らず、指や舌、おもちゃなどを入れる行為全般を指している。

 

結果
  • 被験者の28%が何らかのアナルセックスの経験をしていた。
  • 女性の方がアナルセックスの経験がある割合が高かった。女性のうち33%と男性のうち23%。
  • 男性の方がアナルセックスだけでオーガズムに達する割合が高かった。(アナル単体でのオーガズム達成率は男性で36%、女性で19%だった。)
    • 意外にも男性は女性と比べて約2倍の割合でアナルでイキやすいと言えます。女性はアナルだけの刺激でオーガズムを達成するのは難しいと言えます。
  • 他の部位の同時刺激で達成率は女性で49%、男性で47%だった。
    • ほかの部分に刺激を与えることによって性的快感を高める方法が有効と言えます。
  • 性指向ごとに比べると、同性愛者ではアナルセックスの経験率が高かった。異性愛の男性では経験率が最も低かった。
    • 異性愛の男性はアナルで感じる=同性愛者というイメージからアナルセックスを避ける傾向があると考えられます。
  • 男女ともに快感を感じる部位は、直腸の前方の浅い部分(膣側もしくは前立腺側)が最も多く選ばれた

 

考察

研究のポイントを簡単にまとめると以下のようになります。

  • アナルセックスは年齢・性別・性的指向を問わず、多くの成人が実践している。
  • 男女ともに、肛門から挿入したときに前側の浅い部分に当たるとき快感を報告している
  • 男性はアナルセックスの経験は少ないが、女性よりもオーガズムを感じやすい

男性にとってアナルセックスと聞くと、女性に責められたいマゾや、同性愛者がするものと認識されがちです。しかし、男性は女性よりもアナルによって感じやすいポテンシャルを秘めていると言えます。男性と性行為を行うゲイの男性だけではなく、異性愛者の男性もアナル開発に挑戦してみるのがいいかもしれません。

 

浅い前方部分は、前立腺やクリトリスの周囲のホットスポット

浅い部分の前方部分が好まれる理由として解剖学的な見地から理解してみましょう。

結論として、直腸の浅い部分の前方部分には、男性ならすぐ裏に前立腺があり女性なら膣の壁のすぐ向こうに陰核(クリトリス)があるからです。直腸からタッチすることで、快感ポイントに間接的に刺激が伝わり快楽を感じると考えられます。

 

実際に、研究でも以下の点が指摘されています。

  • 男性では前立腺の上に位置するため、前立腺が間接的に刺激されることによる快感を感じやすい。
  • 女性では陰核脚(クリトリスが埋まっている脚の部分)が直腸に向かって延びていることが多く、快感を感じやすい。
  • 他の可能性として、陰部神経が浅い前方部分の快感を引き起こす可能性がある。

特に、男性の場合、直腸の浅い前側の部分は「前立腺」という器官に隣接しています。前立腺は男性のGスポットと呼ばれ、刺激することによって快感や射精を引き起こすとされています。

 

「陰部神経」は陰部や肛門、直腸に広がる性感神経

また、男女ともに「陰部神経」が刺激されることによって快楽を感じている可能性もあります。陰部神経とは、陰茎や陰核だけでなく、肛門や直腸周囲の感覚にも広がっている神経です。性感神経としてオーガズムにも関わっています。

もう少し具体的に構造をつかんでみましょう。

  • 陰部神経は人間の腰の奥(背骨の下側)から、伸びている太い神経です。
  • その太い神経は枝分かれして、肛門の周りや陰核や陰茎・亀頭などに張り巡らされます。
  • また、陰部神経の枝の一部は、肛門の中の直腸の前側にも及んでいます(下直腸神経と呼ばれる)。ちょうど肛門から指を入れて1cmから2cmほどの浅い前側の壁に位置する部分です。

 

つまり、男女問わず直腸の浅いところの前側には性感に関連する神経が集中していると言えます。

 

まとめ

  • 男女ともに直腸の浅い前方部分が最も快感を感じやすい領域だった。
  • 男性は女性よりもアナル単独でオーガズムを感じる割合が高い。
  • 性的指向を問わず、アナルセックスは多くの成人が実践している。

この研究は、直腸の浅い前方部分が性感の中心であることを示しています。男性では前立腺、女性ではクリトリス付近の構造が関係している可能性があります。

アナルで感じることは自然であり、意外にも多くの人が経験していることなので恥じる必要はありません。解剖学的理解を深めることで、より安全かつ快適な性行為につながるでしょう。

コメント