- よく初対面の人と家族関係の話題になるけど、どう会話を広げていいか分からない
- 仲良くなる前に相手が嫌なやつか見抜いておきたい
今回は家族関係の話題を深掘りすれば、相手の性格を見抜けるかもよ~というお話です。
偵察①「兄弟のなかでは末っ子ですか?」
→嫉妬心を見抜く
「何人兄弟?」「どんな家族?」という質問は会話の中では定番です。定番ながら家族の話題はその人の性格を理解することにも繋がります。
例えば、オランダのフローニンゲン大学による研究によると、末っ子は嫉妬心が強いということが分かっています。研究によると、964人の被験者に対して出生順序と嫉妬心の高さを評価したものを比べたところ、末っ子は第一子や他の兄弟よりも嫉妬心が強いことが見られたんだとか。
「~さんって兄弟いますか?」というフレーズは無難ですし、会話のキッカケとしても使いやすいですね。
偵察②「親にはどのように育てられた?」
→対人関係の上手さを見抜く
同じく家族関係の話題で聞いておきたい偵察フレーズは「お母さんはどんな人?」「どんな風に育てられた?」の2つです。この2つの質問によって、相手が対人関係で好かれるタイプか嫌われるタイプかを事前に見破ることができます。
実際、ノースカロライナ大学の心理学者ミッチェル・プリンスタイン博士は、好かれやすい人と嫌われやすい人ではどう違うのかについて調べています。そして、嫌われやすい人の特徴として…
- その人の母親の子供時代が反抗的
- その人の両親が過保護
という2点をピックアップしているのです。
まず1に関して、子供の頃に反抗的だった女性は母親になっても自分の子供の人間関係に無頓着である傾向が高いからです。そのため、その子どもはきちんとした人間関係を学ぶことができていないと推測できます。
注意するべきは「母親が孤独な性格であった」というアンサーの場合です。孤独を経験している母親の場合、「我が子には他人と交流を持たせよう」とする意識が働くので、子供が嫌われやすい人になるレベルは下がります。
次に2に関して。「両親が過保護だったんだよ~」という人も注意が必要です。 過保護な育てられ方をすると 両親が子供の人間関係にもう必要以上に手を回すので、同じくソーシャルスキルが育てないと推測できます。
【今日のクエスト】会話の流れをシミュレーションしてみよう
ステップ1:話しかけたい人をピックアップする
ステップ2:会話のフローチャートを参考に話の流れをシミュレーションしよう
家族関係で使える会話のフローチャートをEvernoteの方でまとめてみました。
ノートを参考にして、具体的に会話をどう展開させたらいいか?をシミュレーションしてみてください。
例えば…
- まずは「久しぶりに従兄弟にあってさー」みたいに話を振ろう。
- 「従兄弟と10歳ぐらい歳が離れている」と言ったら驚かれるだろうな。
- そしたら「母親が結構年で産んでるんだよね~。だから結構価値観が合わないこともあってさー」と親の話題に移って…
- 「~さんの親はどういう人だった?」と偵察フレーズを問いかけよう
ステップ3:実際に話しかけた
ステップ4:相手の答えを分析しよう
相手の素性が分析できたらミッションクリアです。
【獲得経験値】
☑️会話をシミュレーションした
☑️話しかけて偵察フレーズを投げ掛けた
社交力アップ!
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