「新しいアイデアを提案しても上司に受け入れてもらえない」
せっかく業務を効率化するアイデアや斬新な企画を提案しても、上司が受け入れてもらえないということはよくあります。
そこで今回はそんな融通の利かない上司への対策方法を紹介します。
いいアイデアを見抜くのはどんなに有能でも難しい
実はそもそもいいアイデアを見抜くのはとても難しいんです。
歴史を振り返ってみても、いいアイデアを見抜けず進歩が大幅に遅れたケースは多々あります。
例えば映画。
リュミエール兄弟が最初に映画を発明しましたが、当時はサイレント映画が主流でした。
というのも当時は映像フィルムと音声フィルムをシンクロさせる技術が無かった為、仕方なく映像だけを流すという手法をとっていました。
しかし、音声フィルムをシンクロさせることが技術的に可能になってからも、すぐに音声付きの映画になったわけではありません。
今の音声付きの映画(トーキー)が発明されるまでには、しばらくの時間を要しました。
無音の映画が当たり前となっていた時代では、「俳優の声を聞きたい人はいるだろうか」という風に、イノベーションの価値を理解することができなかったのです。
前例がないものの価値を判断するのはそれほど難しいんですね~
ですから、あなたの上司は無能というわけではなく、斬新なアイデアというのはそれほど受け入れられ難いものだということです。
部署が違う人とシェアする
斬新な企画を通すための手法は、部署が違う人とシェアすることです。
なぜなら、自分の直属の上司以外の人達にも話を聞いてもらうことによって、「それいいじゃん」と言ってくれる人がいるかもしれないからです。
部署が違う上司に意見を通すことができれば、直属の上司を説得してもらえるかもしれません。
別の部署の人たちと情報をシェアするという考えは組織全体としても有益です。
別の部署と積極的に情報をシェアすることになって、お互いの仕事の大変さが分かったり、新しいアイデアが湧いてきたりするものです。
部下として働く人達だけではなくリーダーシップをとる人や起業を考えている人たちも知っておいてほしい知識でした。
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