「褒め」は逆効果!?科学的に分かった自尊心教育の罠

自己チューな子育て
  • 子どもは褒めて伸ばそう!
  • 子どもの自尊心を高めよう

「教育は褒めることが大事だ」という内容の本はたくさんあります。しかし、実は自尊心教育は意味がないどころか逆効果なんじゃないかと言われつつあるのでご紹介します。

 

自尊心が上がれば学力が上がるは大嘘!?

自尊心教育ブームが始まったのは「自尊心を高めることによって、子どもの学力や将来の業績がアップする」と言われていたからです。

確かに、実際に自尊心が高い子どもほど、教師との関係がよく、学力が高く、進路選択にも満足し、反社会的な行動も減るというデータはあります。

 

「自尊心が高いほど学力も高い」という表現に罠があります。自尊心が高いと学力が高いという事実関係は実は逆なのです。

実際は「学力が高いと自尊心も高くなる」という身も蓋もない話だったのです。

 

ですから、自尊心を高めることによって子どもの学力を上げることはできません

むしろ「あなたはやればできる!」と自尊心を高める言葉をかけることによって、子どもは根拠のない自信を持つナルシストになってしまいます。

 

本当に能力を高める正しい褒め方

自尊心教育に意味がないというのは、何でもかんでも褒めるのが意味がないというだけであって、褒めてはいけないというわけではありません。

正しい褒め方をすれば子どもの成長型マインドセットを伸ばすことができます。成長型マインドセットは努力や工夫次第で成長できるという考え方のことです。

 

逆に能力は生まれつきの才能で決まっているという考え方固定型マインドセットと言います。

 

成長型マインドセットと固定型マインドセットに関するある研究を紹介します

  • 子供に IQ を測るテストを解かせる
  •  IQ が高かった子供に対して片方のグループには「頭がいいね」と生まれつきの能力を褒める言葉をかける
  • もう片方のグループには「よく頑張ったね」と努力を褒める言葉をかける
  •  1回目よりも難しい IQ テストを行った結果、努力をほめた子供の方が好成績を残した

 

つまり、科学的に正しい子供の褒め方は子供の能力ではなく努力を褒めるということです。

 

「あなたはやればできる子だ」「能力のある」「頭がいい」といった根拠のない褒め言葉ではなく、子供がやった良い行いやチャレンジを褒めることが大事です。

 

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