今回は親御さんに残酷な真実をお伝えします。
実は子どもの学力は親の所得や学歴、遺伝などによって多くが決まってしまうと言われているのです。
教育の価値は結局金で決まる!?
教育経済学の研究では親の所得が多かったり、親の学歴が高いほど子供の学力が高くなると言われています、
実際に、東大生の親の平均年収は1000万程度に上ると言われています。
また、親の学歴が高いほど子供の勉強時間を長くなるという研究もあります。
学校から帰ってからや休みの日に、高学歴な親は勉強時間を確保しますが、低学歴な親の場合は勉強時間に当てさせることが少なかったので結果的に子どもの学力格差が広がってしまったのです。
では、「自分の学歴も低く所得も少なければ子供の能力を引き出すことはできないのか」と悲観してしまいそうです。
子供に有益な投資と意味がない投資を見極める
親の所得が多いほど子供の学力が上がる理由については、子供への投資を惜しまないからでしょう。
例えば、図鑑や本をたくさん買ってあげられるし、子供の好奇心に応えてあげることができますよね。
ですから、経済的に余裕のない親御さんでも子供への投資を意識的にすることによって子どもの能力を伸ばすことができます。
そして本当に効果のある投資と、あまり意味がない投資を見極めることによって無駄なく教育にお金を使えます。
また、お金が使えないのならば時間を使うという方法もあります。
ある研究では、子供が勉強する時に一緒に勉強してあげたり、勉強を見てあげたりすることによって子供の勉強への取組みは改善しやすいと言われています。
ということで、経済的に余裕のない親御さんでも、子供の教育に対して本当に意味のある年を見極めることと、子供の勉強時間を確保して一緒に取り組むことを意識することによって高所得な親にも負けない教育をすることができます。
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