28%記憶しやすくなるテクニック

学び方を学ぶコース

 

今回は他人に教えるつもりで学ぶことによって記憶がアップするぜ~というお話です

 

教えるつもりになるだけで記憶率28%アップ

ワシントン大学で行われた研究によると、実際に教えたかどうかは関係なく他人に教えるつもりで勉強した場合記憶ですが28%アップしたそうです。

 

ですから、「自分には一緒に勉強する相手はいない」という(僕のような)人でも、架空の友達や兄弟などに説明するイメージを持ちながら学ぶことによって、 学んだ内容を身につけやすくなるのです。

 

 

【今日のクエスト】知識にキャッチフレーズをつけてあげよう

漠然と「教えるつもりで勉強をする」というのもあまりピンとこないかと思います。

 

そこで具体的な手法として、自分が学び取った知識にキャッチコピーをつける という習慣を作ってみましょう。

 

キャッチコピーとは「その知識を一言で表すなら?」と考えたもので、他人に説明する時に相手が興味を持ってくれそうなフレーズにするのがポイントです。

例えば、シロイルカの生態について学んだとしましょう。

シロイルカは体の色が白い唯一のクジラ類で、白い体によって氷海で背景に溶け込む。体重の40%にも及ぶ体脂肪で冷たい海の中でも保温することができる。また、他のクジラやイルカと違って背びれがないことによって氷の下でもスイスイ泳ぐことができる

この内容をそのまま人に話してもあまり興味を持たれないかもしれませんが、「白イルカは氷海のエキスパート」というキャッチコピーをつけるとどうでしょう。「なんでなんで?」と興味を持ってもらえそうです。

 

他にも、

心理学の研究で 東フィンランド大学が高齢者を対象に行なった研究によると、 他人を信頼せず批判的な態度を示す傾向の人は、批判的でない人に比べて認知症になるリスクが3倍、早死にする リスクが1.4倍高い

という内容だったら、「憎まれっ子世にはばかるは嘘だった」というキャッチコピーをつけるとおもしろそうです。

ステップ1:テキストとノートを用意しよう

ステップ2:「誰かに教えるキャッチフレーズを作るぞ!」という気持ちで勉強

いつも通りテキストを読んだりノートにまとめたりしながら、「キャッチフレーズを作るとしたら何だろう?」と考えながら勉強してみましょう。

ステップ3:キャッチフレーズをつくる

学んだ内容を思い出しながら、興味をもってもらえそうなキャッチフレーズを考案しましょう。アイドルをプロデュースするイメージで(笑)

攻略ポイント:まとめ直しスペースにキャッチフレーズを書くのもアリ

以前にコーネル式ノート術をご紹介しました。

【実践】応用力を高めるコーネル大学式ノート術を使いこなす!
この記事はこんな方にオススメ 試験で応用問題や要約問題などに正解できないことが多い ノートをとるときにゴチャゴチャしてしまってまとめるのに苦戦する ノート術を具体的に知って参考にしたい 今回は応用力を身につけるにはコーネル式ノート術が有効だ...

コーネル式ノート術は「ノートスペース」と「要約のスペース」といったように、ノートを分割して使うテクニックです。要約スペースをキャッチフレーズを書き込むスペースとして活用すれば、今回のテクニックと併用することができます。

【獲得経験値】

☑️「この内容を誰かに教えるためのキャッチフレーズをつくるとしたら?」と考えながら1つノートをつくった

探究力アップ!

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