芸術を学ぶことで創造性アップ!
芸術を学ぶことによって創造性が高まり、イノベーションを起こす確率が高まることが分かっています。
アメリカミシガン州立大学の研究によると、
舞台芸術の分野に秀でていたり自らも舞台で創作活動を行っている科学者は、行なっていない科学者よりも22倍ほどノーベル賞を受賞する確率が高いと言います。
ちなみに音楽を趣味にしていれば2倍、美術は7倍、工芸は7.5倍、文筆は12倍という風に言われています。
自分の仕事に関係する専門分野だけではなく幅広い教養を得ることによって、脳が活性化され新しいアイデアが浮かびやすくなるのです。
コロンビア大学芸術教育センターが行った調査でも、芸術について学んでいる人の方が創造性が高いとされています。理由としては芸術を学ぶことによって右脳が刺激され新しい発想が出やすくなるからです。
まずは親子で芸術鑑賞から始めてみよう
脳に新鮮な刺激を与えるためにも、親子で芸術の世界に飛び込んでみましょう。
といってもいきなり創作活動をするのは難しいですから、まずは芸術鑑賞から楽しんでみましょう。鑑賞をするときにはニューヨーク近代美術館で提案された「対話型鑑賞法」という手法を使ってみましょう。アメリカでは300以上の学校でも導入されている 手法です。
対話型鑑賞法のステップ
以下の質問を問いかけながら、15分から20分かけて一つの作品を鑑賞してみましょう。
- 「この作品ではどのようなことが起きているだろう?」
- 「なぜそのように考えたか?」
- 「他に気づいた点はないか?」
子供と鑑賞するときにも、子供に対してこれらの質問をぶつけて、子供の感想を引き出してあげましょう。
子供の意見を聞いたら自分の意見と違っていても否定せずに聞いてあげることがポイントです。
芸術を通して「人はそれぞれいろんな意見があるんだなぁ」「自分が考え出したアイデアを発言してもいいんだな」と学ぶことが大事です。
【今日のクエスト】子どもを連れて家を出よう。「近くの美術館」と検索して向かってみよう
「ちょっと『びじゅつかん』に行ってみようか」と声をかけてくださいね。では5秒後に実践してください。
【獲得経験値】
コメント