今回は脳汁を出しまくる学習法をご紹介します。
勉強の前に「おもしろ豆知識」をかじるだけで2倍も記憶力アップ!
脳汁を出す方法とは勉強の前に面白い雑学をかじることです。
2014年にカリフォルニア大学が行った実験を見てみましょう。
- 初めて見た人物の顔写真を被験者に覚えてもらう実験
- その際被験者を二つのグループに分ける
- ①普通に顔写真を見ながら覚える
- ②最初にトリビアクイズ※を出しその答えが出るまでの間に顔写真を覚えてもらう ※トリビアクイズとは面白い雑学をベースにしたクイズのことです。
- 結果、①グループに対して②グループの方が2倍も記憶率が良かったという結果になりました
トリビアクイズの答えが気になり好奇心が高まった状態になるので、記憶への定着率が高まったと思われます。
ポイントは、好奇心が覚える対象とはまったく関係のないことに向いていても、記憶を強化してくれるという点です。
好奇心が記憶力を高めることを「スピルオーバー現象」といいます。スピルオーバーとは「漏れ出す」という意味です。好奇心が漏れ出して関係のない事実を記憶することにも役立ってくれるのです。
好奇心には人間の脳の中の報酬系と呼ばれる領域を活性化する働きがあります。報酬系の近くには記憶を司る海馬があるため、記憶にも残りやすくなるのです。
【今日のクエスト】面白雑学を読んで好奇心を高めてから学習しよう!ˆ
【獲得経験値】
脳汁が出るおもしろ豆知識まとめてみた
僕個人的に本を読んでいて「面白いな」と思った雑学をまとめてみます。
「デジャブ」の逆は「ブジャデ」!?
「デジャブ」という現象をご存じでしょうか?デジャブとは一度も経験したことがないはずなのに、過去に起こった出来事のように感じてしまう現象のことです。
皆さんもデジャブを感じた経験があるのではないでしょうか。
実はデジャブの逆の現象として、「ブジャデ」というのもあるんです。言葉をそっくり並べかえただけですが、現象自体もデジャブと真逆です。
ブジャデは何度も経験したことがあるはずなのに初めて遭遇した出来事のように思える現象のことです。
皆さんもブジャデを経験したときにはラッキーだと思ってください。(笑)
恐竜の王ティラノサウルスの祖先は「王」に対抗して「皇帝」!?
誰もが知っている恐竜の王者ティラノサウルス。
ティラノサウルスは、北アメリカに生息していた恐竜ですが、ティラノサウルスの祖先はアジアで生まれたという説が考えられています。
その祖先の名前は「ディロング」と言い、中国で化石が発掘されました。
さて、ティラノサウルスの学名は「ティラノサウルス・レックス」と言いますが、レックスは「王」という意味をなします。
対してディロング(Di-long)の名前はDiが「皇帝」、Longが「竜」を示しています。
西洋で位が高い人を示す「王」という言葉に対して、中国では「皇帝」という言い方をしますから、ディロングという名前はティラノサウルスに対抗してつけられた名前なんですね~。
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