今回は集中しようとするときに睡魔が襲ってきてしまう人に向けた内容です。
睡眠の量を確保!「6時間睡眠で平気」は大嘘
第一に考えられるのはやはり睡眠不足です。「しっかり寝ているはずなのに大事なところで眠たくなってしまう」という方は睡眠の質が下がっていることが原因かもしれません。
6時間睡眠は徹夜ぶっ続けと変わらない!?睡眠時間を確保しよう
まずはそもそもの睡眠時間を確保しましょう。理想としては7時間以上の睡眠は取りたいです。
世間では「睡眠は6時間とればいい!」という認識があります。しかし6時間睡眠は睡眠時間としては足りていません。
ある研究によると、6時間の睡眠を2週間ほど行うと2日間徹夜をしたぐらいの認知機能と同程度になってしまうと言います。
実際には普段は6時間以下の睡眠でも、「休みの日はたっぷり寝ているから大丈夫!」と思っている方もいます。しかし平日と休日で睡眠時間を大幅に変えるのも不健康です。
睡眠の質を高める!1日20分の運動をするべし
睡眠の質を高め、大事なときに眠くなってしまわないためには運動の習慣をつけることが大事だと分かっています。
頑張りたいときの眠気が65%改善!
1日20分程度の運動をすることによって睡眠の質を高めることができます。
というのも、体を動かしていないと体が疲労していないので、グッスリと眠ることができないからです。「運動しなくたって夜は疲れきってるよ!」と思われるかもしれませんが、脳の疲れと体の疲れは違います。
勉強をして、人間関係でストレスを受け、スマホでネットサーフィンをして情報を処理して…という生活をしていれば、脳は疲れきってしまうことでしょう。しかし意外にも体が疲れておらず深い睡眠に落ちることができなくなっているのです。
オレゴン州立大学の研究によると、週150時間運動をすることによって以下の効果が得られると言います。
- 65%睡眠の質がアップする
- 仕事中に眠くなってしまうのが65%ダウン
- 仕事中の疲労度や集中力が45%改善
週に150分というと1日あたり約20分程度ですね。
歩くだけでOK!「アクティブレスト」で仕事しながら動け!
忙しい人でもできる運動の習慣としては「アクティブレスト」がオススメです。
アクティブレストとは活動的な休息、つまり体を動かすことによって脳の機能を回復する手法です。例えば、勉強や仕事の合間に席から立ち上がって少し歩いてみるだけでも脳を回復させる効果があります。
実際に、学生を対象にした実験では最大心拍30%のレベルの運動を10分間行っただけで、認知テストで記憶力や集中力のスコアが高まったことが確認されているとか。
最大心拍数の30%とはウォーキングレベルの負荷です。ですのでちょっと立ち上がって歩くだけでもかなり脳が目覚めて、ぼーとすることを防ぐことができるでしょう。
授業で眠くなってしまうのなら、休み時間の間は自分の席に張り付かず立ち上がって歩いてみましょう。家で勉強する場合はタイマーを使って1時間集中したら10分休憩といったインターバルを組むといいでしょう。
【今日のクエスト】勉強の合間に運動を実践してみよう
- 授業の合間に階段を上ったり下りたりしてみる
- 授業中に鉛筆を遠くに投げて拾うついでに体を動かす
- 昼休みの時間の間は散歩に出掛けてみる
- 移動教室って最高!という発想を持つ
今座ってこの記事を読んでいる方は立ち上がって5分間歩いてみましょう。では5秒後に実践してください。
【獲得経験値】
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