この記事はこんな方にオススメ
- 英語学習などで新しい単語をすぐに覚えられるようになりたい
- 暗記系の科目でキーワードをしっかりと覚えたい
今回は、運動→勉強→運動のサイクルを組むことによって単語を覚えやすくなるぜ~というお話です。
10分歩くだけで25%覚えやすくなる
勉強の合間に運動器具などを活用し歩く習慣をつけると記憶力がアップします。
根拠となる研究
実際に、イリノイ大学のサラスたちの研究によると勉強の前後に10分だけ散歩することによって覚えやすくなったいう結果が出ています。
実験の介入
被験者に名詞の単語を記憶してもらう。その際、被験者を二つのグループに分けて比較。
- 単語を記憶する前に10分間外に出て散歩するグループ
- 単語を記憶する前に10分間風景の写真を見るグループ(※)
※風景の画像を見るという介入を行った理由は、単純に運動だけによる効果を測るためです。外に出て風景を見るだけではなく歩くことが重要なのだと示したかったわけですね。
単語を記憶した後にそれぞれのグループはもう一度同じ介入を行う。
実験の結果
単語をどれだけ覚えているかテストしたところ、体を動かしたグループ1において25%記憶率が高かった
実験の考察
体を動かすことによって気分的にリフレッシュできるだけでなく、体の血流が良くなることが原因だと考えられます。脳を動かすためには酸素やブドウ糖などのエンジンとなるものが必要ですが、それらを運ぶ血流が滞っていると頭も当然も動きません。 激しい運動でなくても ゆったり身体を動かすだけで、凝り固まった頭をほぐす効果が得られるのです。
【今日のクエスト】「運動・勉強・また運動」のサイクルを作ろう
ステップ1:運動の方法を考える
最も楽なのはステッパーという運動中です。外に出なくても体を動かすことができますし、運動器具の中では場所を取らずコンパクトです。
ステップ2:5分身体を動かす
実験では10分ということでしたが、少し長いなと思ったので5分で実践してみましょう。
ステップ3:20分暗記
ステップ4:また5分間運動
攻略ポイント:
ポモドーロテクニックなどと合わせて活用すると良いでしょう。
例えば、25分勉強→5分休憩→また25分勉強といったサイクルを実践している場合、5分の休憩の間に少し体を動かすと自然と勉強の前後に体を動かせます。
【獲得経験値】
☑️5歩いたあとに勉強し、また5分歩いた
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