「ひとりぼっちで寂しい」「休み時間にやることがない」「時間をもて余していることが多い」
そんな方は趣味を持ちましょう。
趣味を持てばパフォーマンスが向上!?
趣味を持つだけで仕事ぶりが向上するということが分かっています。
組織心理学者のケビン・エシュルマンらの実験を見てみましょう。
- 様々な職業に就く341人を調査
- 本業以外の創造活動に関するアンケートに回答してもらい、また自分の仕事ぶりに関しても評価
- 結果、創造的活動に従事している人の方が自分の仕事ぶりを高く評価していた
というものです。つまり趣味として創造的な活動をしている人の方が、自分の仕事ぶりに自信を持っていたわけです。
ですが「自己評価なら信用ならんな」と反論もできます。
そこで二つ目の研究を見てみましょう。アメリカ空軍の現役の大尉92人に同様のアンケートを実施しました。また、今度は自己評価だけではなく、他の人にも仕事ぶりを評価してもらいました。
結果、やはり何かしらの創造的な活動をしている人の方が周りの人から見ても仕事ぶりの評価が高かったそうです。
ですから、学業や仕事で成績を上げたい場合何かしらの趣味を持っていた方がいいというわけですね。
また、単に趣味ではなく「創造的な活動」というところがポイントです。スマホいじりやネットサーフィンではあまり意味がなく、能動的になにかを創り出す趣味がよさそうです。
クリエイティブな趣味を持とう!
クリエイティブな趣味と言っても、芸術品を作らなきゃいけないとか、萌えイラストを書かなきゃいけないというわけではありません。
世の中を変えるようなイノベーションを起こす必要もありません。自分が楽しいと思えるものならば何でもいいのです。
例えば、
- 普段「不便だな」と感じることをメモして、解決するためのサービスを考える
- 「面白いな」「よくできているな」と思うものをメモして、新しいサービスを考える
- 自分がアプリをつくるなら?と妄想してみる
- 商品をつくるなら?と妄想してみる
- ただゲームをするだけではなく、「もっと面白い楽しみ方はないか?」と考えてみる
ちょっと技術が必要なことならば、
- オリジナルのキャラクターをつくってみる(「オリポケ」とか)
- オリジナルのアプリをプログラミングしてみる
なども楽しそうです。
「自分にはクリエイティブなものを創るような斬新な発想力はないよ」という方は、ぜひ読書をしてみましょう。
知識=アイデアである
自分にはクリエイティブなことをする発想力がないという方は、知識や経験を集めることから始めてみましょう。
発想力は知識力と言ってもいいぐらいです。というのも、この世にあるアイデアは言ってしまえば、ほぼすべてがコピーだからです。
例えば、頭をひねってから「いいアイデアはないかな」と3ヶ月ぐらい考えれば、いくつかはアイデアが出ると思います。
しかし3ヶ月あるなら、いろんな本を読んで知識を得た方が得策と言えるでしょう。
例えば、僕は動物をテーマにしたカードゲームを創っています。
動物の本を興味本位で学んでいるうちに、「これゲームにしたら面白いんじゃね?」という軽いノリで考え出したのが発端です。
興味に飛び付こう!
「新しいことを始めるのって何か気が乗らないなぁ」という気持ちはよく分かります。
新しいことにチャレンジするのが好きかどうかは性格で決まっており、「開放性」という性格特性です。
これからの時代は新しいことにどんどん手を伸ばしていかないと置いていかれてしまいます。
というのも、開放性が高い人ほどクリエイティブな能力が高いからです。
「新しいことを始めるのがしんどいな」というときには、「開放性の能力値を伸ばすためにもちょっとだけやってみよう」と考えてみてください。
ちなみに僕のTwitterでは、僕が過去に読んできた本をまとめています。「#入門書」でくくっているツイートでは、僕的にその分野の初学者に最適な本を紹介しています。
自分の興味を広げたい方は、ぜひ読んでみてください。
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