- 暗記するのが退屈で苦手。ゲームみたいに楽しみたい
- 何度も復習して覚えたと思ったのに、いざというときに知識が出てこないことが多い
今回は、僕なりのフラッシュカード(単語帳)活用法をまとめてみました。
フラッシュカードとは?
フラッシュカードは暗記のためのツールです。学生のときに100均のカードに英単語を書いて覚えた人も多いのではないでしょうか。
フラッシュカードはアプリでも存在し、AnkiDroidやQuizletなどが有名です。
AnkiDroid
Quizlet
今回は僕が個人的に使っているAnkiDroidの方を例に解説していきます。ただ、他のフラッシュカードアプリでも同じようなことはできると思いますのでご参考までに。
フラッシュカード(AnkiDroid)の活用法
シャッフルして活用する【数学編】
数学のチャートや英語の単語帳などを普通に学習すると覚えた気になりやすいです。
なぜなら、いつも順番が同じだったり聞かれ方が同じだったりするからです。繰り返して学習するほど「よし!覚えている!」と錯覚しやすくなるのです。(=流暢性の罠)
そこでAnkiDroidを活用しましょう。AnkiDroidなら問題をシャッフルして出題してくれるのです。
例えば、数学のチャートの問題などを写真で撮ってAnkiDroidに入れておけば 適当にシャッフルして問題を出題してくれます。実際にやってみると、いつも問題集で前から順番にやっている問題であっても、順番をシャッフルされるだけで難しく感じることが分かると思います。
また、AnkiDroidに入れておけばどこでも学習することができます。持ち運びしやすい小さめのノートとスマートフォンだけを持っておきましょう。スマホで数学の問題を確認してノートにメモしていくといった形で どんな場所でもすぐに学習を始められます。勉強の習慣が定着しにくいという人は試してみてください。
シャッフルして活用する【英単語編】
英単語を覚える上でも、英単語帳でいつも同じ順番で覚えてしまうと覚えた気になってしまいます。
そこで順番をシャッフルしてきちんと覚えているか確認すると良いです。AnkiDroidにひとつひとつの英単語を入力していけばシャッフルして出題してくれます。また、自分の記憶度合いによって スケジュールを組んでくれるので 時間の節約にもなります。
英語をどう入力するか?それが問題だ
ただし、普段は打ち慣れていない英語をフリック入力で打つのはなかなか大変。他の入力方法としては、スマホに接続できるBluetoothキーボード・iPadのスタイラスで手書き・音声入力などがあります。
キーボードに慣れている方はスマホに接続できるキーボードなどを使ってスマホアプリに打ち込んでいきましょう。
IPad を持っているという方なら iPad と Apple pencil で手書き入力していくのもありです。
英語の発音に自信があるという方は 音声入力を活用するのも手。ただし音声入力をする際には 言語モードを日本語から英語に変更する必要があります。日本語で認識している状態だと いくら発音よく言っても認識されないのでご注意を。
Quizletなら自分で入力する必要なし!
元々 AnkiDroidは Android では無料でダウンロードできますが、iPhone では3000円ぐらいかかる高級アプリです。手を出しにくいという方はQuizletをインストールしてみてください。
Quizletなら検索画面で単語帳の名前を打てば、「ターゲット」や「キクタン」など有名な英単語帳の学習セットを使わせてもらうことができます。
問題文をちょこちょこ編集する
お次のAnkiDroid活用テクニックは問題文をちょこちょこ編集するというもの。
例えば、「Google の創業者は誰と誰?」→「ラリー・ペイジとセルゲイ・ブリン」というカードがあったとします。
↓
何度も学習するとスラスラ思い出せるようになってきます。しかし、逆に「セルゲイ・ブリンは何をした人?」と聞かれると意外と答えられなかったり。いつもの流れでなんとなく復習してしまうとこのようにわかった気になってしまうのです。
それを防ぐために問題文はちょこちょこ編集するようにしています。例えばこんな感じに変えてみます。↓
このように質問の内容を反転させたり、質問の内容を少しだけ変えたりするだけでも効果的。自分の知識をより適応力が高い知識に磨きあげることができます。
長くなったので続きは後編で。
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