根っからの内向的で会話が苦手
コミュ力が高い人と喋るときにビビってしまう
今回は「会話が苦手なのは『コミュ症だと思われたくない!』っていう見栄が邪魔してるかもね~」というお話です。
コミュニケーションにおいての「成長マインドセット」
人と積極的に話せるかどうかは「マインドセット」で左右されます。
マインドセットとは心の持ち方のことで、このブログでは度々登場している言葉です。マインドセットには2種類存在します。
- 成長マインドセット:「能力は成長させるもの」という考え方。チャレンジ意欲が旺盛で失敗を恐れない
- 硬直マインドセット:「能力は固定されている」という考え方。失敗するのが怖くて見栄を張りがち
そして、コミュニケーションにおいて成長マインドセットを持つ人は、内気な傾向が少ないことが分かっています。
硬直マインドセットの人は「会話はセンスで決まる」「自分は見た目が地味だから相手にされない」と考えてしまいます。
それに対して成長マインドセットの人は「積極的に話してコミュ力を伸ばそう!」と考えるからです。
実際に、マインドセットと内気さはどのように関係するのかについて調べた研究↓があります。
ジェニファー・ビア という研究者が何百人もの被験者を対象に調査を行った。
被験者一人一人のマインドセットと内気さを調べてからその人たちを2人ずつ対面させた。
その時の一部始終を録画しておき、後から訓練を受けた評価者が会話の様子を観察した
その結果、硬直マインドセットを持つ人ほど内気になりやすいということがわかった 。
また、内気な性格の人でも成長マインドセットを持っている人は積極的に会話をした
硬直マインドセットの人は人の評価を気にするので自意識過剰になります。というのも、「会話できないやつだと思われたらどうしよう」と考えてしまうからです。
「能力を伸ばせる!」という発想が持つと、「今の自分なりに話してみればいい」と考えることができます。
話せない陰キャはコミュ力のなさがバレるのが怖い
さて、ここまでは「硬直マインドセットに陥っている人ほど内気な人が多いよ~」という話でした。
しかし、成長マインドセットを持つ人のなかにも内気な人が大勢いるのは事実です。
ただ、内気な人であっても成長マインドセットを持つ人は、人との関わりをチャレンジとして考えられるため 、不安や緊張は感じていながらも 積極的に会話をしようとします。
逆に内気な人でマインドセットが硬直している人は、自分よりも会話スキルに長けた人と話をするのに抵抗を感じます。
「自分が何かヘマをするのではないか」「コミュ力がないことを人から馬鹿にされるのではないか」ということをばかりを気にしてしまうからです。
内向的な性格は悪いことではありません。上手いコミュニケーションをする必要はないのです。
「コミュ力がないからこそ場数を踏もう」と心がけてみてください。性格は変えられなくても物事への向き合いかたは変えることができるのです。
【今日のクエスト】人と話すことでコミュ力の経験値が伸びていく自分を想像しよう
今日1日で、普段話さない誰か1人と会話してみてください。
【獲得経験値】
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会話をゲームだととらえてみるとチャレンジ欲が沸いてきます。
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