ダークサイドに落ちたとき開花する能力とは?

陰キャのためのメンタルアップコース

 

この記事はこんな方にオススメ
  • メンタルが弱くてよく落ち込む
  • 落ち込んだ時の立ち直り方が知りたい
  • 周りから励ましてもらっても逆に虚しくなってしまう

今回は落ち込むことによって伸びる能力についてお話しします。

落ち込んだ時には「分析」せよ!

一般的な落ち込んだ時の対策としては、人に相談する、カラオケやスポーツでストレス解消をする…といったものが挙げられます。ここでは少し意外な方法として分析的な仕事をするということを提案します。

 

なぜなら、人間は落ち込んでいる時には分析力が高くなるということが分かっているからです。

 

 

実際に、カナダのクイーンズランド大学の研究によると人間は気分が沈んでいる時の方が注意力が高まり分析的なタスクが得意になるそうです。

ですので、落ち込んだ気持ちをどうにかしようとするのではなく、「今自分落ち込んでるな。だったら分析能力が高まってるぞ!」と逆手にとっていきましょう。

 

分析的なタスクとは?

とはいっても、「分析的なタスクって具体的に何をすればいいの?」と思われた方も多いでしょう。そもそも「分析」というのは物事を細かく掘り下げて 新しい発見を見つけることです。

代表的なものとしてはアンケート調査などが挙げられます。例えば、スマートフォンで何らかのサービスを解約するときに「解約の理由を聞かせてください」的なアンケートがされますよね。あのようなアンケートをすることで「顧客がどんなことに満足していないか」を明らかにし改善点を見出しているわけです。

 

つまり、分析は新しいアイデアを得るための武器となりえます

 

難しそうな印象を受けるかもしれませんが是非とも分析の習慣をつけていくべきです。

分析タスクを習慣づけよう

一般的に分析力が必要とされる仕事としては、データ分析やマーケティング分析などがあります。

 

なので、メンタルが落ち込みやすい人はデータ分析系の職種に就くというのも判断の一つでしょう。

 

 

しかし、そういった 職種の人ではなくても分析力は日常の中でも必要となります。今日から始められる分析タスクを提案します。

分析タスク1.ネットの情報を吟味

ネットの情報を見たときその情報を鵜呑みにするのではなく、「この情報に根拠はあるのだろうか」と考えてみるのも分析のひとつです。

つまり、分析はフェイクの情報から身を守っていくための武器となりえます。

 

分析タスク2.分析力でビジネス感覚を身につける

流行しているサービスやバズっている動画などを見た時には「なぜこれが流行っているんだろう?」と考えてみましょう。

例えば、「たこ焼き100個食べてみた!」という動画がバズっているとしましょう。「この動画がなぜこんなにバズっているんだろう?」と考えます。すると…

  • 人間は何か困難な事に立ち向かっている人を応援したくなる心理があるのかもしれない
  • 大食い系の動画もかなり再生数があるから人間はダメっぷりがいい人を見たいという気持ちがあるのかもしれない

といった分析をすることができます。分析で得られた発見はそのまま自分のアイデアとして活かすことができます。

 

ですので、普段から自分が気になったことや良いなと思ったことについて逐一メモしていくことをお勧めします。 気分が落ち込んだ時にはそのメモを見返してみると普段は気づかなかったことに気づいたりもできます。

 

分析タスク3.自分の知識を解析する

分析力は勉強の時にも活かすことができます。

分析力を使うことによって新しい好奇心やより深い学びをすることができるのです。

 

例えば、教育系の本を読んだときにこのような記述があったとしましょう

英語の早期教育は デメリットもあるある。研究では早い段階から英語を学ぶことによって将来理系の能力が伸びにくくなる

そこで「へぇ~」と納得して誰かにうんちくとしてしゃべったりするのは簡単です。分析力を使ってみましょう。

  • なぜ英語を学ぶことによって 理系の能力が伸びにくくなるのか?
  • →英語よりも日本語の方が理系の能力に繋がりやすいからではないか
  • →なぜ日本語が理系の能力に役立つのか?
  • →もしかすると日本語が論理的思考力を養うのではないか。英語は基本的に結論を先に持ってくる言語だが日本語は理由を持ってきてから結論を導く言語であるため

…といったように疑問点を見出して自分なりの答えを導いていきます。

 

疑問点をあぶりだすことで新たな好奇心につながったりもします。

  • 語学を学ぶ時の脳の働きはどうなっているのだろう?
  • 言語ごとに脳が活性化する場所も違うのか?
  • 国による文化の違いは言語習得の 際の脳の成長の違いなのではないか?

このように、たったひとつの情報からでも分析して新たな疑問をあぶり出すことによって次々と好奇心が連鎖していきます。

 

ですので、気分が落ち込んだ時には自分の読書ノートを見返してみて、この知識の根拠はあるのか?なぜ大事だと思ったのか?と分析してみましょう。

 

分析タスク4.定期的に自己分析する

最後に紹介する分析タスクは定期的な自己分析です。例えば…

  • 自分が人生において大切にしている価値観は何か?
  • 自分の好きなことや強みとなることは何か?
  • 今週の仕事のやり方は無駄がなかったか ?改善点はないか?

といった自分自身の振り返りを実践してみましょう。

 

また、自己分析は落ち込んだ時に分析を実行するという今回のテーマと相性がいいです。落ち込んだ時には感情が大きく動いているということなので、自分にとって本当に大切なことが見えやすいからです。

例を挙げてみましょう。例えば「スマホのデータが消えてしまって落ち込んだ」というケース。そんな時にも分析力を働かせてみます。例えば…

  • 自分が無くしたデータの中で一番大切だったものは何か?
  • →友達と旅行に行った時の写真
  • なぜそれを大切なデータだと思っているのか?
  • →友達との旅行が楽しかったから
  • 友達と過ごしている写真なら他にもあるのではないかなぜ一番最初にその写真が浮かんだのか?

…と言ったことを詰めて考えてみると 自分が大切にしている価値観が見えてきたりもします。

 

仕事でミスをした時、自分の将来を悲観した時、失恋した時…など人生における様々な点で落ち込んだら分析の習慣を実践すると良いでしょう。

 

【今日のクエスト】 落ち込んだ時には分析タスクを実践しよう

今回紹介した分析タスクをまとめておきます。

  1. ネットの情報を分析
  2. ビジネス感覚を育てる分析
  3. 自分の知識を分析
  4. 自己分析

どれでもいいのでひとつ選んで実践してみてください。また、落ち込んだ時には具体的に何をするかを決めておきましょう。

  • 気分が沈んだら→自分のアイデアノートを開いて「このサービスはなぜ流行っているのか?」「なぜ自分は『いいな』と思ったんだろう」
  • 気分が沈んだら→読書ノートを開いて 自分の知識を分析してみる。「この知識に根拠はあるか?」「この知識と関連することはないか?」「この知識をなぜ重要だと思ったのか?」と問いかける
  • 気分が沈んだら→自己分析してみる。「こんなに落ち込んでいるのはなぜなのか?」「これからはどんなことを大切にしていくべきか?」と問いかける
【獲得経験値】

☑️自分なりの分析タスクを始めてみた

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