人前で緊張しない人の共通点とは?

陰キャのためのメンタルアップコース
この記事はこんな方にオススメ
  • 気分が落ち込むことが多い
  • 人前に出ることにプレッシャーを感じる

 

今回は姿勢を正すだけでメンタルが改善されるぜ~というお話をします。

 

姿勢を正すだけでメンタルが強くなる

プレッシャーがかかる場面では姿勢を正しましょう。姿勢はメンタルにも影響するからです。

 

根拠となる研究

姿勢と気持ちの関係を調べた研究(※)では、背筋を伸ばすだけで緊張に強くなったぞ~という結果が示されています。

APA PsycNet
介入

74人の被験者が集められた。被験者全員にトリーア社会的ストレステスト(TSST)※のスピーチの課題を受けてもらい精神的ストレスを与える。その際、被験者はランダムに2つのグループに分けられる

  1. 姿勢を正した状態で座るグループ
  2. 丸まった姿勢で座るグループ
結果

姿勢を正して座っていたグループの被験者は…

  • 自尊感情が高くなった
  • 気分をコントロールしやすくなり恐怖心が和らいだ
  • 言語分析によると否定的な言葉を使う回数や第一人称を使う頻度が減った

 

要するに、姿勢を正すことによってストレス下においてもメンタルを保ちやすく なり自意識過剰になるのを防ぐことができるのです。

 

 

理由としては、姿勢はセロトニンの活性と関係していると考えられているからです。

 

「セロトニン」とは脳内で安らぎホルモンとしてメンタルを落ち着かせる働きがあります。セロトニンを動かすためには原料であるトリプトファンが含まれる食事をしたり、適度に運動をしたり…といったテクニックが挙げられます。

その他にも姿勢を正すことによってセロトニンを増やすことができるのです。というのもセロトニンは抗重力筋と関わっているからです。しっかりと姿勢をまっすぐにして抗重力筋を働かせることによってセロトニン神経を活性化させることができます。

 

【実践】姿勢を正す習慣

ということで、メンタルを強く保つために姿勢を改善する習慣を付けていきましょう。

 

まずは自分が一番姿勢が悪くなってしまうシーンを想像してみましょう。例えば

  • 人前に出るときや自信がないとき
  • スマホを見ている時
  • 勉強や作業をしている時

…みたいな感じでしょうか。改善策の例としてはこんな感じ↓

  • 自信がなくて姿勢が丸くなってしまったときには→意識的に背筋を伸ばす
  • スマホを見るときには→腕を組むようにして目線の高さまで上げる
  • 勉強をするときには→勉強した内容を思い出すときには教科書から目を離して顔を上げる

 

人それぞれだと思いますがやはり一番深刻なのはスマホを見ている時でしょう。 手元でスマホを操作するとどうしても体が前のめりになってしまいがちです。ですので、スマホを見る時には 自分の目線の高さまで持ってくると決めておきましょう。

 

また、勉強する時には「ずっとノートに書き続けるのではなく定期的に頭をあげて書いた内容を思い出してみる」などするとその際に姿勢を正すことができます。ノートから目を離せば、いい復習にもなります。

もしくは作業台や書見台を活用することで自然と目線が前にくるようにしてみるといいでしょう。

 

【今日のクエスト】姿勢を正すプランを実践しよう

☑️自分が一番姿勢が悪くなるときを想像した(例:スマホを見るとき)

☑️対策を考えた(例:腕を組むようにして目線の高さでスマホを持つ)

【獲得経験値】

【関連記事】姿勢を正す習慣で忍耐力もアップ!

「姿勢に気をつけるなんてちょっとめんどうくさいな…」と思われたかもしれません。

でも、その面倒くささが忍耐力の向上に役立つぞ!という研究もあります。↓

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