今回はなんとゲームでコミュ障を治す方法についてです。
コミュ障の原因は相手の心を読みすぎること
そもそも「コミュ障」の原因とはなんでしょうか?原因の1つは相手の心を読みすぎることです。それもネガティブな方に。
例えば、「自分が話しかけたときに嫌な顔をされた」という状況。コミュ障な人は「きっと自分なんかが話しかけたから気持ち悪い思ったんだ」とか「きっと嫌われているんだ」とネガティブな創造ばかりしてしまいます。
だからそれ以上話しかける気が引けて、オドオドして終わってしまう…。段々と相手の反応が怖くなって対人不安になってしまう…といった結末を迎えます。
「嫌な顔」だと思っていたのは話しかけられて驚いただけかもしれません。
コミュ障な人の特徴は、相手のネガティブなサイン(嫌な顔をされるとか、声の調子が冷たいとか)ばかりを拾って、好意的なサイン(笑顔で受け答えしている、相手が話題を振ってくれている)を拾わないことなのです。(これは「注意バイアス」と呼ばれます。)
「嫌われてるかも」を感じずに済む!「Mood Mint」
さて、対人不安を解消するゲーム「Mood Mint(ムードミント)」をご紹介します。
ムードミントは「注意バイアス修正治療訓練」というノウハウに基づいて制作せれたものです。つまり、相手のネガティブなサインばかりを拾ってしまう癖を治すゲームなのです。
「ムードミント」のゲームのやり方は単純。
- 様々な表情をした人物の写真が表示される
- 幸福な表情をしている写真を選ぶ
- 選ぶのが早いほど高得点になる
という感じ。幸福な表情を素早く探知する能力を高めることによって、注意バイアスを修正することができます。
ただこのアプリはiPhone版の有料アプリ(360円)しかないのでそこが残念。まぁ対人ストレスが軽減するなら買っても損はないでしょう。
ある研究によると、ゲームを25分プレイしただけでその直後から対人不安のストレスが軽減したとか。
暇つぶしに数十分プレイする習慣をつければコミュ障が段々と矯正されていくことでしょう。
似たアプリでこちらも↓「Personal Zen」はニューヨーク市立大学が開発したもので、こちらも25分間プレイするだけでストレスレベルが低下したという結果が出ています。
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