- よくあるマインドマップのアプリはごちゃごちゃして使いにくいので、サクサク使えるアプリが知りたい
- 分かりやすくノートをまとめられて、復習がしやすいノート術が知りたい
- 過去に作ったノートを検索して自由自在に知識を引き出したい
今回は「マインドマップ」というノート術とおすすめアプリを紹介します。
「マインドマップ」とは知識を配置したノートツール
「マインドマップ」とは、思考や知識を整理するためのノートツールです。特徴的なのは、文章でノートをとるのではなくキーワードを枝分かれさせて配置する点です。
実際にマインドマップのアプリを使って作成したノートの例です。↓

ーイギリスで産業革命が起こった理由(紺色の枝)
ーー人手が多かった
ーー元手が多かった
ー産業革命の影響(赤色の枝)
ーー手工業が衰退
ーー資本家と労働者の分化
ーー他の国も追随
マインドマップにまとめながら勉強すると記憶に残りやすい
サイモンフレーザー大学が行ったメタ分析では、マインドマップを使うと内容が記憶に残りやすいと示されています。
- 教科書を読むときにマインドマップにまとめながら読むことで中~大程度記憶に定着しやすくなる
- なお、マインドマップは、友人とのディスカッション・テキストを読み直す・テキストをノートに丸写しするといった方法よりも優れていた
理由としては、人間の脳は文章や言葉で覚えるよりも、イメージで覚える方が得意だからです。ともあれ、マインドマップはノート術のなかでも科学的に高い効果が認められていると言っていいでしょう。
結構いいアプリ「Mindly」メリット
マインドマップは紙でもデジタルでもいいのですが、筆者のオススメはアプリで手軽に管理することです。なかでもオススメは「Mindly」というアプリになります。
読むのが面倒な人は動画でどうぞ↓
スマホ画面でも片手で使いやすい
Mindlyは常に見たい要素が中心に来る仕組みになっています。
- 最初の画面から大きい+ボタンを押して新しいノートを追加
- +ボタンを押して「枝」を増やす
- 広いスペースに詳細を書き込むことができる
マインドマップ特有のイライラポイントがない
記憶とやる気をブーストする活用法
Mindlyはシンプルゆえに工夫次第で様々な使い方ができます。ここでは筆者が実践しているMindlyの活用法をご紹介したいと思います。
- 音声入力で活用する
- 要素が隠されている部分を思い出しながら復習する
- アイコンを利用する
- 特定のキーワードで検索をかける
音声入力で使え!
デジタルのメモアプリのメリットは音声入力が使えることです。
音声入力を使えば早くてラクちんなのはもちろん、声に出すことによって記憶の定着率も高まります。
↑ノートにカーソルを合わせて文字を入力しようとすると、マイクのボタンがあるのが分かる(※画像はAndroidのものですがiPhoneでも音声入力は可。なお、見やすいように横向きの画面ですが、Mindlyは縦向きで使うことができます。)

隠れた部分を活用して単語カードのように復習
Mindlyは一部が隠れるようになっているので、上手く使えば知識の復習もできます。



検索機能を使いこなそう!

アイコンで知識のグレードアップをする
Mindlyにはシンプルですがアイコンも用意されています。アイコンは復習の達成状況を管理するために使ってみましょう。
↑ノートの編集画面では「アイコン」という項目がある。グッドマーク・ハートマーク・お金のマークなど様々なかわいいアイコンを使用可能。
ちなみに筆者は、
- 1回目の復習をしたら💛(黄色ハートマーク)
- 2回目の復習をしたら💙(青色ハートマーク)
- 3回目は💜(紫色ハートマーク)
…という感じでグレードアップさせていっています。
↑アイコンの項目で「愛&愛情」というカテゴリには、ハートマークがズラリと並ぶ。黄色から右に向かって、復習するごとにマークの色を変えていくといい。
↑このようにマークをつけておけば、どこを復習したかが一目瞭然。
知識の復習は繰り返しなのでときには退屈になりますよね。アイコンを残すと「この知識は○回復習したのか」と視覚的に分かりやすいですし、「ハートをグレードアップさせるぞ!」という分かりやすいモチベーションにもなります。たとえるなら、空手で黒帯を目指すみたいな感じです。
ここが惜しい!Mindlyのデメリット
有料アプリである
検索可能になるまでラグがある
Mindlyは検索機能自体は優秀なのですが、検索可能になるまでに少し時間がかかるときがあります。
↑このように、検索窓にカーソルを合わせたときノート一覧が表示されていれば検索可能。
↑このように、何も表示されていないときは検索不可。アプリの起動から少し待つと(1分ぐらい?)検索可能になります。
検索ができるようになるまで少し時間がかかることもあるので、「あのノートどこだっけ?」と急に探したくなったとき、サクッと探せない不便はあります。
エレメントを増やしすぎると勝手に消えることも
以前筆者のスマホで起こったことなのですが、1つのノートに詰め込みすぎてデータが消えちゃったことがあります。
多分、エレメントが増えすぎるとよくないんだと思います。

別端末やPCでも使えるようにしてほしい!
まとめ
さて、Mindlyについて解説してきました。簡単にまとめておきましょう。
Mindlyのデメリットは以下の通りです。
- 検索がちょっとしにくい
- ちょっとデータの管理に不安が残る?
- 別端末で共有することはできない
逆にメリットは以下の通りです。
- マインドマップのわずらわしさがなくて使いやすい
- 使い方次第で復習でも活躍する
【今日のクエスト】Mindlyをインストールして使ってみよう
何事においてもベターな選択はあってもベストな選択はありません。完璧なノートアプリはなかなかないものですから、「自分に合っているかも」と思ったらしばらく使ってみるのも手です。
ステップ1:Mindlyをインストールする

ステップ2:音声入力を使ってノートをまとめてみよう
ステップ3:枝が収納されている状態で何を書いたっけ?と思い出してみよう
【獲得経験値】

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