NASAが結論づけた「働き手の能力を保つために最も重要なこと」とは?
血糖値のコントロールです。
NASAによると、宇宙空間で働く宇宙飛行士のメンタル・決断力・学習能力・注意力・コミュニケーション力などの様々な能力に、血糖値が大きく影響していると指摘しています。
アメリカの企業でも従業員の体調管理として血糖値のコントロールに注目する動きが見られているようです。また、アップルやAmazonなどのテクノロジー会社は血糖値を簡易的に計測することができるデバイスの開発に力を入れ始めているといいます。
つまり、血糖値のコントロールはビジネスマンにとって注目しておくべき課題と言えるのです。
血糖値スパイクが昼食後のパフォーマンスを急落させる…
お昼を食べたあとに急激に眠たくなってしまったり、イライラしたりしてしまうことはよくあると思います。
これはお昼に糖質が高いものを食べることによって血糖値が急激に上昇する「血糖値スパイク」が起きてしまうからです。血糖値は急激に上がると、体内で血糖値を下げようとする働きが過剰に働いてしまうので、今度は血糖値が一気に下がります。
このへんに関しては血糖値の基礎知識をまとめた記事で読んでください。
昼からもパフォーマンスを維持したいなら、お昼を食べたり間食をしたりするときには血糖値が急激に上がりにくい食品を食べることが大事なのです。
- 血糖値が急に上がりやすい食べ物:白米のおにぎり・カップ麺・お菓子・スイーツなど
- 血糖値をコントロールしやすい食べ物:ナッツ類・玄米・りんご・さつまいもなど
お昼のお弁当候補!血糖値をコントロールしやすい食品
食物繊維が豊富な食品を
水溶性の食物繊維は血糖値の急上昇を抑える働きがあります。
よく「食事をするときには野菜から食べるといい」ということが言われますが、理由は野菜に含まれる食物繊維が血糖値をコントロールする効果があるからです。お弁当には野菜を多めに入れるようにしてみてください。
また、りんごも食物繊維が豊富です。間食用に職場に持っていくのもおすすめです。
レジスタントスターチ
「レジスタントスターチ」とは人の酵素になって消化吸収されにくい食品です。食物繊維と同様に血糖値の上昇を防ぐ役割があります。
代表的なレジスタントスターチには、さつまいも・かぶ・こんにゃくなどが含まれます。特にさつまいもは間食としておすすめです。ただ糖質も高いので食べすぎないように。
レンズ豆
レンズ豆を食べることによってその次の食事で血糖値が急激に上がることが抑えられることが分かっています。
また、レンズ豆は腸内細菌を強くする働きもあります。レンズ豆にはプレバイオティクスが豊富に含まれているため腸内の善玉菌の活動が活性化されます。 「プレバイオティクス」とは腸内の善玉菌の活動や増殖を促進する効果があります。
【今日のクエスト】お腹が空いたらお菓子やおにぎりではなく、りんごを食べてみよう
【獲得経験値】
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