【技】つまみ読み
様々なジャンルの本を少しだけ読む。新しい視点が広がることによって知力がぐーんと上がる。
【獲得経験値】
【参考本】
- 本を買っても積ん読になってしまう
- 本を最後まで読みきれない自分を責めてしまう
「積ん読」とは読みかけの本が積まれている状態を指します。
読書家の方なら最後まで興味が続かず挫折してしまった本もあるのではないでしょうか?積ん読が増えていくと罪悪感を感じてしまうものです。
そこで今回は「別に積ん読でもいいんじゃない?」という話をします。
「最後まで読めなかった…」ではなく「つまみ読みはできた」と切り替える
積ん読になっているとはいえ「本を少しでも読んだ」という事実は誇るべきだと思います。
なぜなら、「少しでも読んだ」ということが知的好奇心を高めてくれるからです。
途中で挫折してしまったとき、「また積ん読が増えた…」とネガティブに考えるのではなく、「なぜ自分はこの本を読み通せないんだろう」と考えてみてください。
きっと、「まだその本のジャンルの知識が足りないから」「その本が面白いと思えるレベルに達していないから」といった理由が出てくると思います。
そうすれば「もっと基礎的な知識をつけたい!」「いつか読めるようになりたい」と考えることができます。
「少しだけ知っている」というのは次の「知りたい!」を加速させるわけです。
挫折した本の山は自分が叶えたいリストとなる
偉大な科学者には音楽や絵画の趣味を持っている人が多く存在します。
中でもレオナルド・ダ・ヴィンチは科学の分野でも芸術の分野でも偉大な結果を残したことで有名です。
ダ・ヴィンチが様々なものに対する好奇心を保つことができた秘訣はダ・ヴィンチがつくっていた学びたいことリストにあります。
ダ・ヴィンチは自分が学びたいことややりたいことをリストアップしたメモを残していたと言われています。
僕たちもダ・ヴィンチに習って、少しでも取り組んでみたいと思ったことは形に残すといいわけです。
そこで、挫折した本の山を本棚の一箇所にまとめておきましょう。すると自分が今後やりたいことリストになります。
僕の本棚にはカウンセリングの本、起業の本、科学捜査の本、筋肉のしくみの本、ボイトレの本などの本があり、一見すると何がしたいのかよくわからん人の本棚になっています。
しかし、いつか学び直す必要性に駆られたり、ちょこっとだけ知っていることが役に立ったりするものなのです。多分。
ということで、途中で読書に挫折したとはいえ、ちょこっと知識があるのは確かだし、自分が学ぼうとした軌跡だと考えることもできるから、積ん読を恐れることもないんじゃない?というお話でした。
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