- 集中力や記憶力を手軽にアップさせたい
- 勉強する前のルーティンをつくりたい
今回はティータイムに口にすると脳の機能がアップするぞ!というメニューをご紹介します。
コーヒーで認知機能がアップ
コーヒーを飲むことによって脳を覚醒させ集中力を高めることができます。コーヒーに含まれるカフェインは体の中で10~15分後に覚醒作用を起こし、その後カフェインの半減期である5~6時間までは覚醒状態を保ってくれます。
集中力を発揮したい時には直前にコーヒーを飲むといいでしょう。ただし、夜型の人は飲む時間帯に注意です。コーヒーが体の中から完全に消えるには8時間程度かかると言われているからです。
ですので、コーヒーを飲む時間帯は 14時遅くとも15時頃が無難でしょう。
カフェイン+炭水化物で集中力をブースト
コーヒーと一緒に炭水化物を適度に摂取すれば脳の機能を高めることができます。
なぜなら、炭水化物には脳のエンジン エネルギーとなるグルコースが含まれているからです。
ある研究(※)ではカフェインと炭水化物(グルコース)を合わせることによって相乗効果が期待できるぜ~ということも示唆されています。
介入
健康的な被験者72名を対象者に脳の機能(注意力、記憶力…など)を測る一連の課題を受けてもらう。課題の前に被験者を四つのグループに分け別々の飲料を飲んでもらう
- 水(150ミリリットル)のみ
- 水+カフェイン(75ml)
- 水+グルコース(75g)
- 水とカフェインとグルコース
被験者が測定される脳機能は以下の通り。
- 注意力
- 手先の器用さ
- 短期記憶・記憶の固定化・ワーキングメモリー
- 視空間機能・前頭葉の機能
結果
- カフェインとグルコースをどちらも摂取した被験者において、注意力の向上・短期記憶屋・記憶の固定化の改善が見られた
- カフェインだけの場合は注意力の課題のうち反応速度を測る課題の改善
- グルコースだけの場合は手先の器用さと注意力の課題のうち一連の反応速度を測る課題の改善が見られた
つまり、カフェインとグルコースを同時に摂取することで注意力の向上だけでなく、記憶力もアップしたわけです。
甘ったるいお菓子・砂糖入りコーヒーはNG
頭を使う前にはコーヒーと炭水化物を摂取する習慣をつけるといいでしょう。
ただし、炭水化物を摂取する時には吸収されやすい高 GI 値食品は避けることが重要です。血糖値の激しい変化により逆に頭脳が鈍ってしまうからです。
「高GI 値食品」とは血糖値が急激に上がりやすい食品のこと。
- 甘いチョコレート
- 砂糖が入ったコーヒー飲料
- フルーツジュース
- 白米のおにぎり
…などは血糖値が急上昇しやすい高GI値食品です。血糖値が急激に上がると体内で「インスリン」という血糖値を下げるホルモンも急激に働きます。インスリンが働きすぎるせいで 食べた後に急に低血糖になってしまうのです。
間食におススメなのは血糖値をゆるやかに上げてくれる低GI値の食品です。
- ダークチョコレート
- フルーツ
- 玄米のおにぎり
- オーツ麦
- はちみつヨーグルト
…などがオススメです。
【今日のクエスト】集中力を高めるティータイムを実践しよう
コーヒーとおやつで集中力を高めよう。(おやつの例:ダークチョコレート・りんご・ブルーベリー・はちみつヨーグルト・ナッツ・バナナなど)
【獲得経験値】
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