【時間の無駄注意】一生思いつかなくて泣くはめになる人の思考

クリエイティブな働き方コース

イノベーション=誰も気づいていない「隠れたニーズ」に気づくこと

「問題を解決」しようとすると、一生思いつかない

いいアイデアを思いつく人は「問題から先に考えていません

 

確かにイノベーションとは何らかの「問題」は解決しているものです。例えば…

  1. スマートフォンは、不便なコンピューターを指一本で操作してポケットに入れるという目的を果たしています。
  2. ショールームは、「手軽に生配信して自分を表現した」というニーズに応えています

ですが、イノベーションを起こす人たちは問題を解決したのがすごいのではなく、問題自体に気づいたことがすごいのです。

今では手放せなくなっているスマートフォンですが、当時は「いつでもインターネットにつなげられるデバイスがあったらいいのになぁ」なんてことは思っていなかったのです。むしろ「コンピューターやネットなんて一部のパソコンオタクしか使わない」と思われていました。

 

ですから、僕たちが新しいことを思い付いて一儲けしてやろうと思うのなら、まだ誰も気づいていない「隠れたニーズ」を見つけることが大事なのです。

 

目的→材料ではなく、材料→隠れたニーズ

隠れたニーズを探すためには、「これ何かに活かせないかな」と問いかけてみることが大事です。

 

NGなのは先に問題解決(目的)から考えてしまうことです。例えば、「アイデア商品をつくるには?」「教育をよくするには?」「YouTubeでバズるには?」などと考え始めると、既存のアイデアしか出てこなくなり、誰かの真似になってしまいます。

問題解決を意識すると、すでにあるニーズに応えるだけになってしまうからです。

 

目的から考える:新しい文房具を発明したいなぁ→×
材料から考える:「接着剤開発しようとしたら粘着力が弱い失敗作ができちゃった」→「もしかしたら貼ったり剥がしたりできるものが欲しいっていうニーズがあるんじゃないかな」→付箋が誕生

 

実際に科学的な研究でも、材料から考える重要性が示されています。

テキサス A & M 大学の創造性を研究する研究者ロナルド・フィンケが行った実験をみてみましょう。被験者に新しい製品をつくってもらう実験です。

被験者は以下の2つを利用できる

  1. 材料:立方体、ゴムチューブ、ボタンなど
  2. カテゴリリスト:家具、携帯製品、ゲーム、玩具など

被験者をその際に2つのパターンに分ける。

  1. 目的→材料グループ:先に製品のカテゴリを見せてから、材料の使い方を考えてもらう
  2. 材料→目的グループ:「材料」を組み合わせてどんなものができるかを先に考えてもらってから、製品のカテゴリを見て解釈し直してもらう

結果は、2の方がつくったアイデアの創造性が高いと評価された

 

目的から考える:~~(目的)のために活かせるものはないかな→×
材料から考える:~~(材料)を何かに活かせないかな→○
 

では「材料」はどうやって集める?

材料から考えることが大事だというのはわかりましたが、僕たちが持っている材料とはなんでしょうか?

それは、情報です。

 

例えば、「メモの魔力」の著者であり、Showroomの代表である前田裕二さんも何気ない情報からショールームの発想を得たんだとか。

ショールームを思いついたキッカケは、「毎年ハロウィンの盛り上がりが増している」という材料から、「人は『もっと自分を表現したい』と思っているんじゃないか?」という隠れたニーズを見つけたことらしいです。

「今年のハロウィン人多いなぁ」なんてことは、誰しもが気づくことです。ですが、その材料から何が得られるかというところまで考えることができる人こそ、いいアイデアに恵まれる人なのです。

 

材料となる情報は、自分が持ち合わせている知識でもいいですし、自分の経験でも構いません。大事なのは情報を「他のことで使えないかな?」「他のものと組み合わせて使えないかな?」という転用の考えを持つことです。

 

目的先行と材料先行を使い分けることが大事

今回紹介してきた発想術は、目的を設けずに材料からアイデアを得る材料先行型の発想術でした。目的を決めてからだとひらめかないよ~と言いましたが、具体的に解決したい目的が決まっている場合は、目的先行の発想術も効果的です。

「具体的に解決したい目的」というのは、例えば缶切りを使わずに缶を開けるためには?といった目的です。

目的先行と材料先行の使い分けについてはこちら↓

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