思い出の記憶の宮殿を作ろう

この記事はこんな方にオススメ

今回は、「思い出の記憶の宮殿」をつくって、脳内にハッピーなアルバムを作ろうぜ～というお話です。

この記事を読む前にこちらの心トレを実践しておくとスムーズです。

というのも、今回の記事では自分の思い出を活用するので、こちらで紹介したトレーニングで思い出のストックをつくっておきましょう。

自分の過去のポジティブな体験を思い出してみるといい

「記憶の宮殿」のテクニックを思い出を振り返る手法として使うとメンタルにいいみたいです。

実際に、ケンブリッジ大学の研究だと、「思い出の記憶の宮殿」一週間実践することによって嫌な気分が軽減し、積極的な行動をとる回数も増えたとのことです。

記憶の宮殿とは、覚えたい物事のイメージを場所に結びつける方法です。もともとは機械的な記憶が必要な物事を覚えるための記憶テクニックなのですが、それをメンタル改善に応用しちゃえって話ですね。

具体的には以下のような手順で宮殿を作っていきます。

まずは思い出をピックアップしていきます。といっても、心に残っている思い出を10個以上も出すのは意外と大変。そこで部屋に眠っている思い出の品や、スマホのフォルダにある思い出の写真を活用しましょう。例えば…

キョロちゃん缶に入っていた中身が消える不思議なケース。この中に鍵を隠して最強のセキュリティだと言って遊んでいたなぁとか。

↑小学校のときにもらったお誕生日カード。ラブレターかと思ってビックリしたなぁとか。

恐竜キングのティラノサウルスのおもちゃ。小さいときには恐竜キングにハマっていてフィギュアを買ったり、カードを集めたりしていたなぁとか。

っていう風に思い出の品を使って、過去を回想しながら浸ってみました。

他にも…

…といったように思い出をピックアップしてみました。

次に、自分に馴染みのある通勤・通学ルートや自分の部屋…などなど適当な場所を決めます。

例えば、僕は自分の部屋でやってみました。

部屋には左から…

…という具合に並んでいます。

場所が用意できたらここからが楽しいところ。この順番通りに先程ピックアップした

…という思い出を結びつけていきます。

…といったようにユニークなイメージで結びつけていきます。

イメージで結びつけるのが慣れていないと難しいかもしれませんが、最初に浮かんできたイメージで構いません。結びつけ方はアホらしくても意味不明でも構いません。むしろ、アホらしいイメージの方がより鮮明に記憶に残ります。

これで思い出の記憶の宮殿は完成です。後は部屋に入るたび、自分がつくったイメージが呼び出され、過去の思い出を一気に味わうことができます。

☑️アルバムなどを参考に思い出を10個リストアップした

☑️通勤ルートや自分の部屋などの空間を用意して、10個以上の場所に区切った

☑️用意した場所と思い出をイメージで結びつけた

精神力アップ！