自分がいるその場所が書斎
今回は僕が試行錯誤して辿り着いたちょっと意味不明な勉強スタイルについてお話しします。取り入れるには(環境的に)若干ハードルが高いですが「こんなやり方もあるんだなぁ」と思っていただければ幸いです。
森の中での勉強
「森の中で勉強をしています」と言ったら一度は耳を疑うことでしょう。でも実は、自然の中で勉強することはとても合理的。人間は自然の中では集中力が高まりやすいということが分かっているからです。
なので、僕はスマホだけを持って行って自然の中で歩きながら勉強するようにしています。学習アプリにあらかじめ覚えたい内容を吹き込んでおいて、内容覚えているかどうか自分の口で説明するようにしています。
ちなみに言うと、歩きながら勉強することや口に出しながら勉強するの合理的な手法の一つ。森の中でスマートフォン片手にぶつぶつ訳のわからないことを話していたら完全に頭がおかしいと思われるでしょうが、実は合理的なメソッドが詰まっているのです。幸い僕は田舎暮らしで近くに森林があるので手軽にこの方法を試すことができます。
王道のポモドーロシステム
集中力が長く続かない僕はポモドーロテクニックを使っています。ポモドーロテクニックとは 集中の時間と休憩の時間をインターバルを組んで繰り返すこと。
例えば、「25分集中したら5分休憩」というインターバルを組むとナイスです。こうすることで1時間ぶっ通しで勉強するよりもメリハリをつけて学習することができるのです。
休憩も合理的に。
スマートフォンでインターバルタイマーなどのアプリを入れておけば、どこでもすぐにインターバルを始めることができます。僕は森に入ったらすぐにタイマーをスタートさせ25分間学習をします。そして5分休憩の間には自然の中をぼーっと歩きながらリラックスします。
ここでも森の中で勉強するというスタイルが活きてきます。なぜなら、自然には集中力を回復させる効果が高いからです。逆に勉強の合間に動画を見たり漫画を読んだりすると休んでいるつもりでも脳は情報処理に追われるので、回腹効果が見込めないのです。
ご褒美と罰ゲームで勉強をゲーム化
勉強をゲームのように楽しむために、僕はご褒美と罰ゲームをそれぞれ用意しています。
ご褒美と罰ゲームを取り入れたゲーム化のメソッドはこんな感じ↓
- ゲームの基準を設ける(例:学習カードのアプリで30枚学習する)
- 時間を設定する(今から25分以内で)
- 基準を達成すればご褒美ゲット。達成できなかったら罰ゲーム
例えば、「AnkiDroid」というアプリなら自分がその日に学習したカードの枚数が表示されます。こんな感じ↓
これをゲームの基準(=スコア)として使いましょう。次に「今からの25分間で30枚まで行く」と言った目標を設定します。25分のタイマーが鳴ったら結果を評価します。
ご褒美は自分のパワーが回復するものなら何でもいいですが、僕は先ほども言ったように「自然の中を歩きながらボーッとする」を実践しています。鳥がチュンチュン鳴く声や風がカサカサ音を立てるのを聞いているととてもリラックスした気持ちになります。
罰ゲームは森の中をダッシュ!森の中といっても山道があるわけではないので走るには結構ハードです。このように運動を罰ゲームとして実践するのは利にかなっています。
なぜなら、運動によって脳機能を回復させることができるからです。運動したら逆に疲れてしまいそうなイメージですが実際は逆。体を動かせば脳の疲労感をとることができます。
自分のスタイルを見つけよう!
「机に座って勉強する」にとらわれる必要はないのです。
世の中で常識だと思われていることが正しいとは限りません。学習の科学は特にそうです。学校で習った当たり前の勉強スタイルが間違っていたり効率が悪かったりすることもあります。常に最新の情報を 取り入れて自分なりのスタイルを作っていきましょう。
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