読書は準備で決まる!?難易度が高い本でも読める「目次活用術」

学び方を学ぶコース
この記事はこんな方にオススメ

少し難易度が高い本を読みたい

読んでいる途中に眠たくなってしまう

読んでも記憶に残らない

今回は難しい本の読み方を解説します。

 

※ちなみに今回は「自分が知っている分野の難易度が高い本」を読むための方法です。自分がなじみのない分野でいきなり難易度が高い本を読むのは無謀なので、まずはこちらを参考に↓

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結論を先につかむ

突然ですが、ちょっと以下の文章を読んでみてください。ブランスフォードとジョンソンという研究者が行った実験で用いられた文章です。

手順は実に簡単です。まずいくつかの山にまとめる。もちろん量によってはひとまとめでも構わない。 設備がその場にない時には次の段階としてどこか他の場所に行くことになる。 そうでなければ準備は出来上がりである。沢山になりすぎないことが大切である。つまり一度にあまり多くの量をこなすくらいなら少なめの量をこなす方が良い。(中略)最初は手順が複雑に思えるかもしれない。でもそれからすぐに生活も単なる一側面に過ぎなくなるだろう。比較的近い将来にこの仕事がなくなるという見通しはない。…

文章を読むことができたでしょうか?おそらく読めても理解するのが難しかったと思います。

実はこの文章は「洗濯」についての文章です。答えを知ったら「あぁ~」って感じですよね。

 

もしも先に「洗濯」についての話だと知っていれば、もっと簡単に読めたはずです。

 

つまり、文章は結論を先に知った状態で読むと読みやすくなります

 

「目次読み」「パラパラ読み」で結論を先回りする

本を読むときには先に「この章では何が言いたいのかな」と知っておくことが重要なのです。

本論を読み始める前に、目次を読んでだいたい「こういうことが書いてあるのかな?」と推測すると読みやすいです。

また、1ページ1秒ぐらいでパラパラと斜め読みするだけでも、理解力がグッと高まります。

 

基礎的な本で知識の全体像をつかむ

本の内容が分からない場合には、難易度が低めの本を読んで予備知識を身につけるといいでしょう。

例えば、歴史の知識が全くない状態でいきなり分厚い本を読むのは大変です。まずは歴史のマンガを読むなどして知識の全体像をつかんでおくといいです。

 

読む前には関連知識を思い出してみる

次に記憶に残りやすい読書の準備についてです。

新しい知識をすんなりと身につけるには、内容を読む前にタイトルや目次を見て、関係しそうな知識を思い出すと効果的です。

 

というのも、人間の知識はネットワークになっています。新しい情報を記憶するためには、すでに覚えている情報と結びつける必要があるのです。

根拠となる研究

読む前に関連事項を思い出すのはハーバード大学は効果を実証されているテクニックです。

読む前に「勉強の内容に関わりがありそうなことで自分が既に知っている知識は何だろうか」と考えてもらい、思いついたことを全て書き出してもらった被験者は、学習能力が高まったと言われています。

 

ですので、過去のノートに目を通して思い出してから新しい本を読むなどするとといいでしょう。

 

【今日のクエスト】目次を使って内容を予測しよう

難易度が高い本の理解度や記憶力を高めるには、目次を活用するといいです。

目次だけを見て内容を予測してみましょう。自分が持っている知識を思い出すことで、復習にもなり、新しい知識を受け入れる準備も整います。

【獲得経験値】

コメント

ららららら

あららららら

あああかかかささ

 

popupだよ。

tigerだよ。