- 教科書を読んでいて断片的には覚えているが、全体を掴むのが苦手
- 効率的に記憶したい
今回は、マインドマップを活用しながらテキストを読んでいることで理解しやすくなるぜ~というお話です。
教え合うよりも効果的!マインドマップ
「マインドマップ」とは キーワードを配置して 知識の全体像を図解するノートの取り方です。こんな感じ↓
キーワードだけで整理するので詳細までは分かりませんが、理解の道しるべとして使うことができるのです。
サイモンフレーザー大学が行ったメタ分析では、過去に行われたマインドマップに関する55件の研究から合計被験者5818人を対象に分析を行った。
結果
- 教科書を読むときにマインドマップにまとめながら読むことで中程度から大程度記憶に定着しやすくなる
- なお、マインドマップは友人とのディスカッション・テキストを読み直す・テキストをノートに丸写しするといった方法よりも優れていた
実験の考察
マインドマップで先に全体像をまとめながら教科書を読んでいくことによって、1つ1つの詳細を学ぶ際に「今何の話をしているのか」ということを見失いにくくなるからだと考えられます。
また、テキストを読み直すだけの勉強法はもちろん、ディスカッションよりも有効なのは心強いです。
理由としては、本来友人と教え合うやり方は効果が高いですが、テキストをまだ理解しきれていない段階では教え合いをしても効果が薄いのでしょう。まずはマインドマップで全体を把握するのが先決です。
【今日のクエスト】テキストを読みながらマインドマップをつくってみよう
完成イメージ↓
ステップ0:マインドマップ用の紙を用意
②部分を理解するノート→いつものノートでOK
ステップ1:読みたいテキストをピックアップしよう
例:英検のテキスト
ステップ2:ピックアップした本から一番気になる章をピックアップしよう
マインドマップでまとめるなら まずは1章分ぐらいを紙1枚にまとめるぐらいがボリューム的に望ましいでしょう。
ステップ3:テキストをめくり小見出しをマインドマップにまとめる
小見出し
・関係代名詞の制限用法
・関係代名詞の非制限用法
・関係副詞の制限用法
・関係副詞の非制限用法
・複合関係代名詞・複合関係副詞
・慣用的な表現
…といった小テーマを次の階層にまとめる。
「なるほど~。こういうことを学んでいくんだな~」とザックリ把握できればひとまずOK
ステップ4:部分に移る
・関係代名詞の制限用法ではwho,which,that,whose,whomなどが使われるんだな~
・関係代名詞の非制限用法では補足説明するイメージで訳せばいいんだな~
・whichを使えば文全体を修飾することがができるんだな~
…
それぞれいつも通り読んで、いつも通りのノートの取り方で理解していけばOK。
ステップ5:部分を読みながらマインドマップにキーワードを追記していく
ステップ6:「部分を読む→全体のマインドマップにキーワードを追加する→…」を繰り返す
マインドマップは自分が「今どこにいるのか?」という道しるべとして使うイメージ。
↓以下のように完成させていく。
攻略ポイント:キーワードだけシンプルにまとめる
マインドマップではあくまで一番大事なキーワードだけを書き出すようにしましょう。というのも、知識の詳細はそれぞれ部分を理解するノートの方で勉強すればいいからです。例えば、
the very 名詞 that~
the last 名詞 関係代名詞~
all that S do is to do
…などがある
【獲得経験値】
☑️マインドマップ用の紙を用意して、ノートのそばに置いた
☑️勉強しながらキーワードをマインドマップに書いていった
コメント