一生懸命勉強しても成果が出ない人の特徴とは?

学び方を学ぶコース

 

この記事はこんな方にオススメ

勉強する意欲が沸かない

短期的にはやる気が出るけどすぐにガス欠する

努力しているつもりなのに成果が出ない

今回は努力を100%成果に変えるための「情熱」の高め方についてです。

 

努力だけで成果が出ない人は「情熱に欠ける人」

人生において成功するためには、「やり抜く力」が重要です。やり抜く力とは、困難や誘惑に打ち勝ってコツコツと努力することです。

世の中で「もとからの才能のおかげだ」と言われている人も、陰では努力しています。

 

しかし、努力「だけ」しても成果が出にくい人がいます。

それは情熱に欠けている人です。

根拠となる研究

アメリカコロンビアビジネススクールで「やり抜く力」について詳しく調べられています。

  • 被験者として422人のビジネスパーソンに、「やり抜く力」を測るテストを行う。
  • 仕事へのやりがいを数値化するテストによって仕事に対する情熱レベルも測定。
  • それらの数値を被験者たちの仕事の成果と比較 した結果、「粘り強くやり抜く力」と「仕事への情熱レベル」の両方が揃っている人だけ仕事のパフォーマンスが高いことがわかった。

学生を対象にした実験でも、やり抜く力と、勉強に対する情熱の両方がセットになっていないと学力が上がらなくなるということが分かっています。

 

つまり、頑張ることは重要とは言えど、歯を食い縛って頑張るだけでは成果は出にくく、「楽しい!」と思える情熱が不可欠だということです。

 

仕事でも真面目で誠実な人は効率の悪い書類仕事にも文句は言いません。

しかし、真面目なだけでやりがいを感じられていない社員は本来の能力を発揮しきれていないと言えます。勉強においても親に厳しく言われて勉強している状態では、学力にも限界が来ます。

 

では、勉強や仕事への情熱を持つにはどうしたらいいでしょうか

 

外発的動機と内発的動機

内発的動機=「好きだからやる」は最強

人間のやる気の持ち方には2種類あります。

  1. 内発的動機:自分の内側から沸いてくるやる気。情熱。長く続きやすい
  2. 外発的動機:周りの環境や他人から得られるやる気。短期的には有効だが長く続きにくい

理想的なのは、「好きだからやる」「知りたいから勉強する」という内発的動機を持つことです。内発的動機を持つと勉強でも仕事でも情熱を注ぐことができ、成果もついてきやすいです。

勉強自体を面白い!と感じられるようになるには、勉強をうまくゲーム化するといいです。

書斎もノートも使わず知的生産性2倍!ゲーム感覚でできる学習アプリがコレだ!
AnkiDroidで大人の知的生産性高めるための使い方をご紹介します。「どうしてそんなに知識がスラスラ出てくるの?」「どうしてアイデアが尽きないの?」と言われるような人材になれますわよ。受験勉強のイメージが強いAnkiDroidですが、オリジナルの使い方(科学的な裏打ちもアリ)でビジネスにも使うことができます

 

自分のやる気タイプはどれ?

さて、あなたが勉強するときのやる気のタイプはどれに近いでしょうか?

  1. 面白くて楽しいから
  2. 新しいことを知りたいから
  3. 先生や親に叱られるから
  4. 先生や親に褒められるから
  5. 勉強ができないと恥ずかしいから
  6. いい成績をとりたいから
  7. 自分の夢や目標のために必要だから
  8. いい高校や大学に入りたいから
  9. 自分の能力を高めたいから
  10. 知識を得ることによって幸せになれるから

この10の理由の内、自分の内側から湧いてくる動機(=内発的動機)は、1と2のみです。

それ以外は外部からの動機と言えるので外発的動機と言えます。

簡単に言うと、勉強すること自体が「目的」の場合は内発的動機、勉強することが「手段」として使われている場合は外発的動機と言います。

 

自分はどの動機で勉強をしているでしょうか。もしも「新しいことを知りたいから」といった動機で勉強に取り組んでいるなら情熱が高い人です。この先を読む必要はありません。

対して「親に叱られるから」といった動機で勉強しているなら、情熱が低いため成果は出にくいと言えます。

 

しかし、「今すぐ勉強を好きになりなさい」というのも無茶だと思います。そこで外発的動機のなかで情熱レベルを高めていく方法をご紹介します。

 

外発的動機には自律性の高さが大事

「内発的動機は情熱レベルが高く、成果が出やすい」と言いましたが、外発的動機がすべてダメというわけではありません。

 

外発的動機にもいくつかの種類があり、情熱レベルが高いものもあります。ポイントは自律性が高い外発的動機を持つことです。

 

「自律性」というのは、自分の意思によるものかどうかという指標です。

例えば「勉強をやらないと親に怒られるから」という動機は、自分の意思による部分が少ないので情熱レベルも低いです。

対して、「目標の大学に行くため」という動機は、自分の意思による部分が大きいので、情熱レベルが高く、やる気が続きやすいです。

 

外発的動機の種類

外発的動機にも種類があり、その種類によって情熱レベルは異なります。

典型的な外からのやるき→情熱レベル:低
  1. 先生や親に叱られるから
  2. 先生や親に褒められるから

 

プライドによるやる気→情熱レベル:中
  1. 勉強ができないと恥ずかしいから
  2. いい成績をとりたいから

 

目標によるやる気→情熱レベル:高
  1. 自分の夢や目標のために必要だから
  2. いい高校や大学に入りたいから

 

自己実現のためのやる気→情熱レベル:高
  1. 自分の能力を高めたいから
  2. 知識を得ることによって幸せになれるから

 

外発的動機を見直して情熱レベルをあげよう

外発的動機の種類が分かったので、より情熱レベルが高いものに変えていきましょう。

現在、「親に厳しく言われているから勉強している」という人は、目標によるやる気や自己実現のためのやる気を設定するといいです。

 

勉強に価値を見いだすことができれば、「勉強=自分の成長」というイメージも沸きやすいです。

「勉強の意味」について詳細はこちらで↓

【綺麗事なし】教育者なら知ってて当然!科学的に分かった「学校行く意味」
【心トレ】学校に行く意味を科学的に分析してみよう! 【獲得経験値】   「どうして学校なんて行くの?」   学生なら誰もが一度はぶち当たる疑問なのではないでしょうか?僕もこの疑問を抱き、高校では本を読みながら授業を聞き流していたものです。 ...

 

【今日のクエスト】勉強することの価値を知って自分なりの勉強する理由を見つけよう

【獲得経験値】

 

コメント

ららららら

あららららら

あああかかかささ

 

popupだよ。

tigerだよ。