「大きな目標を掲げろ!」は間違いだった!?目標達成の新常識

【心理術】メンタルコントラスティング

目標達成のための障害をリストアップすることによって達成意欲を高める。忍耐力がぐーんと上がる。

【獲得経験値】

【参考本】

 

大きな目標を掲げればいいってもんじゃない

モチベーションと目標に関する実験が証明しています。

  • 被験者を集めてエッセイを書かせた
  • 1つのグループには「自分が賞をとったときのことを思い浮かべて執筆してください。」と伝え、もう片方には何も言わなかった。
  • 「自分が賞をとったときのことを思い浮かべて執筆してください。」と大きな目標を想像させたグループの執筆意欲が落ちてしまった

みたいな研究です。

大きな目標は意味がないどころか、逆効果になってしまうようですね。

 

[具体解説]障害をリストアップせよ

目標を達成するときには大きな目標を掲げるだけではなく、その目標までにどんな障害があるかを考えるといいです。

今の自分と、目標を達成した自分を比較するので「メンタルコントラスティング」と呼ばれています。

 

具体例を出して解説していきます。

例えば、僕の今月の目標として「アイビスペイントでキャラクターを描けるようになる」と掲げたとします。

この目標と現在の自分を比べ、今の自分に足りないもの(=目標の障害となるもの)をリストアップしていきます。

 

大目標「アイビスペイントでキャラクターを描けるようになる」

小目標

  • 紙でかけるようになる
  • アイビスペイントの入門書を買う
  • 線画ができるようになる
  • 塗りができるようになる
  • 影がつけられるようになる

 

このように今からするべきことを「小目標」としてリストアップしていきましょう。

リストアップし終わったとき、「うわー、こんなにしなきゃいけないのかよ」とガックリ来るかもしれません。しかし逆に言えば、これをすべてやれば目標の自分にたどり着けるとも言えるわけです。

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