ブレインストーミングは間違い!アイデアを踊らせる真の発想術

社畜にならない創造性マニュアル
この記事はこんな方にオススメ

「1人で食っていけるような仕事をしたい」「斬新なアイデアを出したい」「でも、1人じゃいいアイデアが出ない気がする…」

 
 
今回は一人でもできる、いや一人の方がはかどる発想術をご紹介します。
 
紙の上でアイデアが踊る興奮を味わってください!
 

ブレインストーミングに意味無し!

一般的にアイデアを出すときには、ブレインストーミングが効果的だと言われています。
 
ブレインストーミングとは複数人で大量のアイデアを出し合うテクニックです。
 
 
しかし、ある研究↓ではブレインストーミングを行うことによって逆に創造力が低下するという結果が出ています。
 
 
根拠となる研究
1963年に行われたミネソタ大学の心理学教授であるマーヴィン・デュネットが行った研究。
3Mの社員を被験者に
 ミネソタマイニング・アンド・マニュファクチュアリング (※)で働く化学系研究職の男性48人と、広告分野の管理職の男性48人を被験者として集める
 
※通称「3M」という社名で知られている、ポストイットを作った企業
 
ブレストVS個人で比較
各48人の被験者は四人ずつ12のグループに分けられ、特定の課題(※)についてブレインストーミングを行わせた。別途に個人でもアイデアを考えてもらった
 
※取り組んだ課題は「六本指で生まれていることの 利益と不利益は何か」といった問題に関して、アイデアを考えてもらうもの
 
 
その後、集団から生まれたアイデアと個人が考えたアイデアの数と質を比較した
結果は?
 その結果24組のうち、 23組の人々がグループよりも個人で考えた方がたくさんのアイデアを生み出し、質の点でも優れていた
 
 
つまり、ブレストするより一人でアイデアを練った方がアイデアが出せるのです。
 
 

ブレストが創造性を殺す3つの理由

ブレストの効果が薄い理由は以下の3つの点が挙げられます。
 
 
  1. 時間と場所が限られる
  2. 同調圧力や羞恥心が働く
  3. 社会的なサボりが生まれる

まず、みんなの前で意見を言うというのは恥ずかしい行為だからです。ブレストでは一応「どんなアイデアも否定しない」というルールが決まっていますが、それでも恥ずかしくて意見を言えなかったり、遠慮してしまったりするでしょう。

大人数で集まることによって「みんなが発言してくれるから俺はいいや」という手抜きも生まれます。

また、ブレストをしようと思ったら、みんなで集まる必要があります。わざわざみんなで集まっても発言できるのは一度に一人です。だったら最初から各々が一人でアイデアを考えてきて後から突き合わせる方がよっぽど合理的と言えるでしょう。

 

ブレインストーミングに変わるブレインライティング

アイデアを出すときには「ブレインライティング」と呼ばれる手法が効果的です。

ブレインライティングのやり方
  • 解決したいテーマを決める
  • 紙にアイデアを書きまくる
  • 書いた紙を違うメンバーに渡す
  • 紙に書かれたアイデアを見て別の意見を書き足す
  • アイデアを結合・検討する
 
ブレストでは遠慮してしまう人でも、一人でアイデアを書き出すだけならハードルが下がり、意見が活発に出るようになるのではないかと言われています。
 
 

1人でもできる!人格入れ替え発想術

しかし、僕のようなメンバーがいないぼっちでも使えるにはどうすればいいでしょうか?
 
 
やり方は簡単です。自分が出したアイデアを他の人になりきったつもりで見直してみるのです。
 
たとえば、
  1. 最初のアイデアを出す
  2. 少し時間を置き、超貧乏人になりきってアイデアを出す
  3. 次は子どもになりきってアイデアを出す
  4. 次は超ひねくれ者になったつもりで批判的な視点で書き出す
という感じで。それぞれ5分間ぐらい特定の視点からアイデアを書き出してみましょう。
 
 
また、日を置いて考えるのも効果的です、例えば1週間前に考えたアイデアを、見直すと新しい視点から見直すことができます。
 

もしもハリー・ポッターの作者の頭のなかが丸見えだったら?

新しいアイデアを考えるときには、孤独とプライバシーが重要です。

そもそも新しいアイデアを考えるのは恥ずかしいことだからです。まだ世の中になくて自分の頭のなかにしかないアイデアを知られるなんて恥ずかしいに決まってます。逆に人前で発言できるようなアイデアは大したことがないのです。
 
 
もしもハリー・ポッターの作者の頭のなかが丸見えになっていたらどう思うでしょうか?
 
ハリー・ポッターは完成した作品として見ると感動できる作品です。
しかし、仮にまだ無名の作家が「最強の魔法の杖」だとか「魔法の箒に乗って行うスポーツ」だとか「魂を切り分けて箱のなかにいれると不死身になる」だとか考えていたら、ただのイタいやつに見えるだけでしょう。
 
 
どんなに素晴らしいアイデアも、まだ形になっていない段階ではイタいものなのです。もしも自分が考えているアイデアの断片が周りに筒抜けだったら恥ずかしくてたまらないし、創作なんてできないでしょう。
 
 
ブレインストーミングは、「アイデアだそうよ!」「意見をぶつけ合おうよ!」などと言って、晒し者にする憎むべき文化です。
 
本当にクリエイティブなものを創りたいなら、孤独とプライバシーが保証される空間で、じっくりと考えるべきなのです。
 
【今日の心トレ】ブレストしている暇があったら一人で考えよう

まずはテーマを決めて、5分間思いつく限りのアイデアを一人で考えてみましょう。

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