この記事はこんな方にオススメ
「1人で食っていけるような仕事をしたい」「斬新なアイデアを出したい」「でも、1人じゃいいアイデアが出ない気がする…」
今回は一人でもできる、いや一人の方がはかどる発想術をご紹介します。
紙の上でアイデアが踊る興奮を味わってください!
ブレインストーミングに意味無し!
一般的にアイデアを出すときには、ブレインストーミングが効果的だと言われています。
ブレインストーミングとは複数人で大量のアイデアを出し合うテクニックになります。
しかし、ある研究ではブレインストーミングを行うことによって逆に創造力が低下するという結果が出ています。ブレストの効果が薄い理由は以下の3つの点が挙げられます。
- 時間と場所が限られる
- 同調圧力や羞恥心が働く
- 社会的なサボりが生まれる
まず、みんなの前で意見を言うというのは恥ずかしい行為だからです。ブレストでは一応「どんなアイデアも否定しない」というルールが決まっていますが、それでも恥ずかしくて意見を言えなかったり、遠慮してしまったりするでしょう。
大人数で集まることによって「みんなが発言してくれるから俺はいいや」という手抜きも生まれます。
また、ブレストをしようと思ったら、みんなで集まる必要があります。わざわざみんなで集まっても発言できるのは一度に一人です。だったら最初から各々が一人でアイデアを考えてきて後から突き合わせる方がよっぽど合理的と言えるでしょう。
ですので、みんなで集まってからアイデアを考え始めるという手法は、効果が薄いのです。
ブレインストーミングに変わるブレインライティング
アイデアを出すときには「ブレインライティング」と呼ばれる手法が効果的です。
ブレインライティングのやり方
- 解決したいテーマを決める
- 紙にアイデアを書きまくる
- 書いた紙を違うメンバーに渡す
- 紙に書かれたアイデアを見て別の意見を書き足す
- アイデアを結合・検討する
ブレストでは遠慮してしまう人でも、ライティングにするとアイデアを出すハードルが下がり、意見が活発に出るようになるのではないかと言われています。
1人でもできる!人格入れ替え発想術
しかし、僕のようなメンバーがいないぼっち野郎でも使えるにはどうすればいいでしょうか?
やり方は簡単です。自分が出したアイデアを他の人になりきったつもりで見直してみるのです。
たとえば、
・最初のアイデアを出す
・少し時間を置き、超貧乏人になりきってアイデアを出す
・次は子どもになりきってアイデアを出す
・次は超ひねくれ者になったつもりで批判的な視点で書き出す
…
という感じで。それぞれ5分間ぐらい特定の視点からアイデアを書き出してみましょう。
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