今回は無駄に嫉妬心を抱かないためには 知人の成功を喜ぶのがいいぜ~というお話です。
赤の他人の成功は見ない・知人の幸福は大げさに祝う
他人の成功は見ない→SNSの制限
まずはそもそも嫉妬心を抱かないための秘訣です。それは SNS などからできるだけ離れるようにすることです。
事実、SNS はメンタルに良くないという研究は多く、特に周りの成功している人を見て嫉妬心に苛まれるリスクが上がってしまいます。
実際、南洋理工大学で行われた研究でも Facebook をチェックする頻度が多い人は、幸せそうな知人や 友達の経済的状況などを自分と比較しメンタルが落ち込むリスクが高いという結果が示されています。
例えば、
- 友達のフォロワーの数
- SNS で成功して人気者になっている人
- 自分と同じ世代で芸能界で活躍している人
…などなど、ついつい自分と比較してしまいたくなるような要因が SNS 上にはたくさんあります。そんなものを日常的に見ていたら自分に自信がなくなってしまうのも当然です。実際僕もYouTubeで声優のチャンネルなどを見ていると「20代前半でこんなに才能が認められていてすごいなぁ」とへこんでしまいます。(笑)「知らぬが仏」という言葉通り、SNSの利用時間を制限するといった対策を取ってみると良いでしょう。
知人の成功は祝え→積極的・建設的な反応を。
SNS から切り離されれば自分と関わり合いのない人に余計な嫉妬心を抱くことは少なくなるでしょう。それでも自分の周りに恵まれている友達がいたりすれば嫉妬心を抱いてしまうこともあるでしょう。
嫉妬の対象となっている知人や友だちには無視を決め込むのではなく、むしろ大げさに成功を喜ぶことが有効です。
実際、カリフォルニア大学で行われた研究では他人の成功を祝うことによって気持ちが前向きになったぜ~という結果が出ています。
実験の介入
被験者たちには1日3回を目安に、知人が嬉しい話を持ってきた時に 積極的な建設的な 言葉をかけることを意識。
一週間意識して続けることによって、幸福度の上昇が見られネガティブな気持ちが低下した
他人を祝うときには、積極的で建設的な反応というのがな重要です。
- 積極的というのは「ふーん」「あっそう」と言った反応ではなく、「そうなんだ!」「おめでとう」という反応です。
- 建設的というのは相手の喜びを促してあげるような対応のことです。例えば「どうやって成功させたの?「次の目標はどうするの?といった反応です。逆に建設的ではない反応というのは「おめでとう。でもその仕事って安定してるの?」 といった水をさすような反応のことです
実験の考察
他人の成功を一緒に喜ぶことによって自分自身の幸福度が高まる理由は、「自分も見習おう」といういい意味での競争心に変わるからではないかと思われます。
それに対して、SNS などで目撃できる他人の成功はただの結果としてしか見えません。「この人には才能があるんだなあ」といった変えられない要素に帰結してしまうことが多いです。しかし、周りの知人や友達の成功は自分自身がその人の努力を知っています。「自分もこの人のように結果を出すために頑張ろう!」という気持ちになれます。
つまり、 SNS などで知る赤の他人の成功は 嫉妬に繋がり、周りで起こった地震の成功は競争心になると言えそうです。
【今日のクエスト】誰かの成功を喜ぼう
ステップ1:LINEを開こう
ステップ2:いい知らせを持っていそうな友だちをチョイスしよう
最近就職した知人、受験に合格した後輩などなど、思い当たる人物を選びましょう。
ステップ3:「すごいね!どうやったの?」と聞いてみよう
相手に取材する感覚で、「どうやって成功させたの?」「どんな工夫をしたの?」と聞いてみましょう。自分自身の学びにもなるはずです。
【獲得経験値】
☑️LINEを開いて友だちを取材した
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