- ほんとはネクラだけど明るく振る舞わなきゃ
- ほんとはしゃべるのが苦手だけど仕事だから頑張らなきゃ
学校や会社でどうしても無理をして自分を偽らないといけないという場面はありますよね。
実は性格を偽り続けることは自律神経を興奮させ、慢性化すると健康を損なうことにつながるんです。
演技上等!本当の自分に戻れる時間を。
どうしても自分の性格と逆のことをしなければいけない場面があるはずです。
性格を偽ること自体は悪いことではありません。
自由特性論と言って大事な仕事(=コアパーソナルプロジェクト)のためなら性格の枠を超えて、行動することができるのです。
例えば、内向的な性格だけど仕事では営業を頑張っているという方なら、休日は書店に行ったり、家でボーッとしたりして自分の内向的な時間を過ごしましょう。
「営業をやっているぐらいなんだから外向的にならないと」と休みの日まで無理をする必要はないのです。
営業のときの自分は別人格でやっているぐらいの意識が楽かもしれません。
学校のグループで内向的だけど頑張って合わせている隠れ陰キャの方もいるでしょう。
周りのノリに合わせることに疲れてしまうので、自分がナチュラルに出せる友だちとの時間を大切にしたり、1人になれる時間を作ったりすることが大事です。
キャラを偽りすぎると
キャラを偽りすぎると考え方が悲観的になると言われています。
ある実験をご紹介します。
- 被験者を集めて、一部の人には無理のあるキャラを演じさせる
- GR○SSなどの虫食いの単語を見せて、○に当てはまるアルファベットを考えさせる
- キャラを偽っている人の方が悲観的な単語をイメージする傾向が強かった(GRASS(草原)より、GROSS(ひどい)とイメージするなど)
ぼっちキャラの末路
長年ぼっちキャラをやっている僕の経験で言うと、ぼっちの末路は二つに別れます。
ひとつは外交的に振る舞うパターン、もうひとつは「友達なんていらない!」と意固地になパターンです。
これってどちらも無理をしていますよね。自由特性の考え方を身に着けておけば、0か100かという選択をしなくて済みます。
「演技することもあるし、本当の根暗な自分に戻ることもある。」と考えていきましょう。
具体的なシチュエーションを挙げてみると、「普段は人と話すのが苦手で暗いと思われがち、でも声をかけられたり、自分が好きだなと思った人には好意的に振る舞う」という感じです。
実際に内向的な人ばかりを集めて、自由に話をしてもらった実験があります。人見知りで話すのが苦手という方でも、「いざ話をしてみると楽しかった」と回答しています。
実際に内向的な人でも人と話すことで幸福度がアップすると言われています。
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