- 今やっている勉強が何の役に立つかわからない
- 自分の人生に大きな目標がない
今回は自分の人生の意義を見出すには どうすればいいの~?というお話です。
見出すには「違和感」に注目しろ
人生に意義を見出してくれるのは些細な「違和感」です。
ここでいう違和感とは、自分が普段生活していて「おや?」と思うようなことを指します。要するに世の中へのちょっとした不満を見つけるわけです
例えば、アップルのスティーブ・ジョブズに関してもちょっとした違和感を見つけることによってイノベーションを起こしました。ジョブズが感じた違和感は昔ながらの配線がゴチャゴチャしたコンピューターに対してです。ジョブズは美しくないコンピューターが許せず、「こんなコンピューターを使うぐらいなら美しい文房具としてのパソコンを作ってみせる!」みたいなビジョンを建てたのです。
20世紀の初頭に活躍したフランスのファッションデザイナーであるココ・シャネルに関してもそうです。当時の装飾だらけのファッションに違和感を感じていました。そこで、よりシンプルでシックな リトルブラックドレスやマニッシュスタイルといったスタイルを提案してファッション界にイノベーションを巻き起こしたのです。
自分の力で世界をちょっぴり変えられるかも?
自分の違和感を大切にする上でのポイントは2つあります。
- 世の中にちょっとしたイノベーションを起こすことができる
- 自分が大切にしている価値観がわかる
まず、日常の些細な違和感からはイノベーションが起こりやすいです。というのも、自分が違和感を感じること他の人も潜在的に思っていることだから。その解決策を見出せば他の人も共感してくれるはずです。ただし他の人は違和感を感じながらも「そんなもんか。」と見過ごしてしまいます。新しい風を吹かせられる人というのは自分の違和感を大切にする人なのです。
スティーブ・ジョブズやココ・シャネルほどのイノベーションは起こせないかもしれませんが、「自分が世界をちょっとだけよくできるかも?」と考えればワクワクしてきますよね。
違和感を深掘りすると自分の「情熱」に気づく
そして2つ目のポイントは自分の中にある情熱が分かるということ。
例えば、ごちゃごちゃした配線のコンピューターを見ても何も思わない人もいるでしょう。そこには個人の情熱の違いがあるからです。
逆にジョブズのように違和感を感じられる人は「自分は美しさやシンプルなデザインを大事にしているのだな」ということに気づきます。
自分の情熱に気づくことができれば自分が進むべきヒントになります。
ジョブズの例では「美しいコンピューターを作る」という道に進みましたが、美しさやシンプルさを追求するといった軸を持っておけば他の仕事でも情熱を持って取り組むことができたでしょう。
つまり、自分が感じる違和感には自分の価値観や生きがいが隠れているのです。
自分の違和感についてメモする習慣をつけよう
日頃から「おや?」と思うことはいくつかあると思いますが、ほとんどは無意識に考えているものなので忘れ去られてしまいます。
そこで、「おや?」と思ったことは言語化してメモするようにしてみましょう。
メモする内容はなんだっていいのです。例えば「醤油を注ぐときにドバっと入ってイラついた」とかでもOK(笑)
「自分はなぜイラついたのだろう?」→「物事が効率的に進まないことが嫌い」→世の中の非効率なことを減らせるアイデア商品をつくりたい!」という風に自分の情熱に気づくきっかけになるかもしれません。
【今日のクエスト】些細な違和感に注目しよう
☑️アイデアノート用のメモ帳やノートを用意した
☑️「おや?」と違和感を感じたことを3つメモした
【獲得経験値】
【参考記事】
普段のメモから発想を得るためのアイデアノート術に関してはこちらも↓
【僕の心トレ】
僕は高校時代に感じた違和感を今でも覚えています。担任の先生に「勉強する意味ってなんですか?」と聞いたとき、「そんなことは考えなくていいから受験のためだと思って」と言われたことです。
もちろん悪気なく言ったことだと思いますが僕は今でも違和感を感じています。それをきっかけに「勉強することを手段ではなく、それ自体を楽しめるような生き方をしたいな」と思うようになりました。
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