この記事はこんな方にオススメ
- 勉強のときに集中力を保ちたい
- 1つの本を最後まで読みきるのが苦手
- 本やテキストのノートを取り出すと、全部重要そうに思えてキリがなくなる
今回は探索に重点を置いた勉強術「SQ3Rノート術」をご紹介します。
本を「読む」のではなく、「引く」
SQ3Rノート術とは、本を読んでいく上で事前に目的をしっかり定めて読んでいくテクニックです。1ページずつ前から読んでいくのではなく、知りたいところだけ読んで知りたいことだけ覚えるという、言わば「贅沢読み」です。本を読むというより、調べもののために辞書を引く感覚に近いかもしれません。
もともとは、教育哲学者のフランシス・ベンソンという方が、大量の情報のなかから大事なところを抽出する学び方として教えたんだとか。効果としてもきちんと認められているみたいで、例えば大学生を対象にした研究だと、SQ3Rノート術で講義を学ばせたところ普通に聞くよりも 記憶に残りやすくなり実際にテストの成績もアップしたという結果が出ています。
さて、SQ3Rとはお察しの通りノートをとる上でのポイントを並べた頭文字となっています。
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