スキルの習熟度を高める上手な休み方

ヘルスポイント

 

この記事はこんな方にオススメ
  • 絵を描くのを上達させたい
  • タイピングを覚えたい
  • バイオリンの音階に慣れたい

 

今回は、スキルの習熟度を高めるためには 休憩の仕方こそが大事だぜ~というお話です。

 

10秒やって10秒休む

勉強において知識を覚えるための記憶力は大事ですが、スポーツや楽器を弾くことにおいて手を動かして体に覚えさせるスキルもまた重要です。手を動かす系のスキルを上達させるためには適度に休憩を挟みながら練習することが重要なのです。

 

根拠となる研究

実際、アメリカ国立神経疾患・脳卒中研究所のブンストラップらの研究によると、タイピング課題で適度に 頻繁に休憩を入れながら練習したほうが習熟度が上がったぜ~という結果が示されています。

実験の介入

被験者たちにタイピング課題を行わせる。その際被験者を二つのグループに分けて比較。

  1. 10秒タイピングをやって10秒休むというサイクルを35回繰り返すグループ
  2. 休憩なしで続けて行うグループ
実験の結果

休憩を入れなかったグループよりも、休憩を交互に挟んだグループの方がタイピング課題の習熟度が高くなった。

 

実験の考察

この研究で休憩を入れた方がタイピングがうまくなった理由は、休憩している間に記憶の定着が進んだからだと考えられています。また、モチベーションを保つ点から言っても、メリハリをつけて学習した方がゲーム性が出て面白いと思います。

 

【今日のクエスト】手を動かす系のスキルを休み休みやろう

今回実験で取り上げられたのはタイピング課題ということなので、勉強して暗記する学習よりも手を動かす系の学習の方が応用するのに適切かと思います。

ステップ1:手を動かす系の学習をピックアップする

例:

  • 絵を描く
  • 楽器のコードを覚える
  • 英語の発音を覚える

ステップ2:インターバルタイマーをインストール

ステップ2:10秒やって10秒休むのサイクルをデザインする

例:絵を描く

・自分が練習したいイラストや、描けるようになりたい資料を用意する

・インターバルタイマーを「10秒練習→10秒休憩(※)」に設定

※課題によっては10秒ー10秒に固執せず、20秒ー10秒といったサイクルにアレンジしてもOK。

 

ステップ3:10秒やって10秒休むのサイクルを実践する

例:絵を描く

練習①:見本となる資料を見ながら対象を描く

休憩①:目を閉じて10秒休憩

練習②:今度は見ずに思い出しながら対象を描く

休憩②:また目を閉じて10秒休憩

(対象物を変えて練習①から繰り返し)

 

ステップ4:自分がやりやすいようにサイクル学習法をアレンジしていく

  • 10秒では難しそうなら20秒ー10秒のサイクルに調節する
  • 20秒でも描けないなら、対象物をもう少し簡単なものにする

…といった感じで練習法を改善。ゲーム性が出て、心地よく続けられるちょうどいい難易度に設定しましょう。

 

【獲得経験値】

☑️自分が練習したい手を動かす系のスキルを1つピックアップした

☑️10秒~20秒ー10秒の練習ー休憩のタイマーを設定した

☑️1サイクル(練習ー休憩ー練習ー休憩を1サイクルとする)実践した

コメント

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あららららら

あああかかかささ

 

popupだよ。

tigerだよ。